ギョロ眼のお客さま

朝から快晴無風で気持ちがいい秋です。
柿の実もだいぶ色づき、ユズの実も大きく育ってます。


ユズの幹にギョロ目さんがいました。

黒揚羽蝶（クロアゲハチョウ）の幼虫です。
鳥のフンに似た汚い色だったのが、脱皮した後は綺麗な緑色になりました。
大きなギョロ目で睨む、ちょっとこわもてですね。
小鳥も逃げだしそうですが、この目は目に似せた模様で偽物です。

擬態という生き物の不思議をよーく観察しました。
ちょんちょんと触ってみたら、冷たい身体からピューっと赤い角が出て、反り返りました。
強い柑橘系の匂いもしました。

昨日「ヘビに見える蛾がいて、怖かった」と友人が話していました。
この進化の過程も不思議で、興味深いことです。
いったいどんな姿なんだろう？

今日のページはイモムシ嫌いな人は「きゃ～、嫌だー」の悲鳴でしょうね。
ゴメンなさい。