写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

左側通行!?

2013年10月22日 | 日記

 

駅構内の案内表示

 

なぜ駅構内は左側通行?

という質疑応答のサイトが賑わっている。

http://p.tl/mqfT  など)

 

 

駅に限らず、SCの中や、エスカレーターなども

昔っから左側通行が当たり前だと思っていたので

不思議に思うこともなかったが、そう言えば、最近、

駅や建物内などで、よく対面者とぶつかりそうになってるなぁ、と

思うようになった。

 

 

これ、建物の中も 「『道路』交通法」 を勝手に適用して

わざわざ右側を歩こうとする不謹慎者がいるから

ぶつかりそうになるのであって、そりゃぁ、左側を歩くという

暗黙のルールが破られりゃぁ、混乱するわいな。

 

ルールが変更されて混乱する良い例がスウェーデンで、

1967年に、クルマは「左側通行」から「右側通行」に

変わった日の道路の様子が、下記。

 

(右往左往?!・・・)

 

 

因みに、世界の大半が、クルマは右側通行で、

左側通行は日本とタイ、インドネシアなどと、イギリス関係国だけ。

 

 

 

駅構内が左側通行である経緯については、

明治14年、警視庁通達で、人は左側を通行するよう告知。

昭和22年、道路交通取締法で歩行者、自動車ともに

「左側通行」と定められた。

昭和24年、GHQの対面交通化への指導による道路交通取締法の

改正時、自動車は左側通行、歩行者は右側通行となったが、そのとき、

鉄道駅構内の歩行者は「左側通行」の例外が認められ現在に至っている。

(以上、「左側通行と右側通行」より)

 

 

 

左右の理屈」というサイトには

右翼・左翼、右岸・左岸、左大臣・右大臣、左近・右近など、

右と左に関する いろいろなテーマとともに、

左右に関するリンク」のサイトも紹介されているが、

 

 

「右と左」 といえば「鏡」

 

ノーベル物理学賞受賞者の朝永振一郎先生も

鏡の中の世界」という本で言及されており、

そう言えば、学生時代に購入して読んだ記憶がある。

 

「なぜ鏡は左右反転するのに、上下は反転しないのか」

について、大センセイでも きちんと答えられていないようだが、

 

結論を言えば、

鏡を目の前に置くから前後左右が逆になっているのであり、

鏡を足下に置けば、像はちゃーんと、上下が反転している。

(鏡の、もっと深い意味について興味のある方は、例えば

 自然界は左右非対称  などのご一読を。)

 

 

鏡ではないが、湖に映る「逆さ富士」なんか、

れっきとした上下反転。

 

 

 

 

因みに、

20年ごとに遷宮が行われる伊勢神宮のご神体は、「鏡」

 

岩戸にお隠れになってから、そっと外を見ようとしたときの

エピソードというか、神話に基づいている。