goo blog サービス終了のお知らせ 

おやじの・ひ・と・り・ご・と

残り少ない我が人生、愛猫、趣味の事など気の向くまま記録しておこうと思っただけ
(タイトルのクリックでBlogTopへ)

フリップ3Dの電動化

2014年08月12日 22時06分09秒 | 高がラジコンされどラジコン

 京商製のFLIP3D-40の電動化にチャレンジした。

2008年に大破し1年後に修復を始めて5年 関連記事 その間紆余曲折があった。
電動化にあたり問題になったのはパワーソース。

 初飛行の時はOS-FS70だったが、その後YS63Sに換装。
修復を始めた当初はYS63Sそのまま使おうと思っていたが、飛ばしていた時にパワー不足
だったのが気になり、修復途中でYS91ACに変更。
エンジンの換装も済み殆ど完成に近づいていた時、まさにそのタイミングを図っていたように、悪友からモーターにしたら?と悪魔の囁き。

 元々小型のEP機も飛ばしてはいたが、中型のEP機もやってみたいという気持ちもあった。
幸いと言うか運が悪いと言うのか、たまたま他のEP機を作ろうと思い購入してあったモーターとESCが、FLIP-3Dに使えるサイズだったのが運のつき。
仕方なくと言うか渋々と悪友の囁きに乗せられた形で電動化を決心した。

 エンジン機を電動化する際に問題になるのはLipoバッテリの搭載位置。
重量物の搭載位置によって重心位置が大きく変わる。
FLIPー3Dは元々テールヘビーな機体なので、Lipoを出来るだけ前に出さなければならない。
結果Lipoはモーターのバックプレート付近まで出さないと重心が合わない事が分かった。
上部はモーターマウントがあるので不可、結局胴体下部モーターの下にセットすることにした。
これでメーカー指定重心位置の主翼前縁から120~150mmの位置に収まる。
                                                    
LipoとESCのコネクトをペラの近くで行うのは危険、胴体上部に開口部を設ける事にした。
胴体上部を大胆にのこの刃を入れて切り取り。もう後には引けない。


Lipoはカウリング前方を切り取りバッテリーボックスを作り、ここから差し込む。


Lipoの前方への抜け止めにステンレス板をボックス下のスリットより差込み固定。
YS63SからYS91ACへとエンジンの換装でカウリングには色々な穴が開いたまま。
モーターのスラスト等の調整が終わった後、穴を塞ぎ塗装するつもりでいるが、私の事だから
そのままになるかも


Lipoをモーター下のバッテリーボックス前面より差込み、バッテリーコネクタを胴体上部の
開口部から引き出しESCとコネクトする。コネクタはアンチスパークコネクタを使用。


パイロットは愛猫のちゃこに託した。



 デカール等での装飾を残し一応完成し、8月2日、9日にクラブ飛行場で飛行テストを行った。
厚翼なのとメインギヤが低いので、地面にへばり付く離陸難を心配したが以外に素直に離陸。
ホバリングからの垂直上昇、トルクロールのリカバリーでYS63S搭載時よりパワーを感じる。

スロットルカーブの調整、ナイフエッジでの寝癖取りのミキシングなどの調整が必要。
まだLipoの慣らし中なので、少しずつ感じを掴んで行こうと思う。

テクニカルデーター
 FLIP-3D 40改 オラカバフィルムで張替え
 機体総重量 2,890g(Lipo含む)
 静止推力   4,5Kg(誤差±50g バネ秤を使用しての実測値)
 最大電流値 46A(地上でのEメータ使用による実測値)

 モーター     FDS FC5055-8T (KV560)
 ESC       Sunrise 80AーPRO
 Lipo        KYPOM 18.5V 5100mmA (5セル)
 ペラ       APC 15×6E
 サーボ     SAVOX SC-1258TG