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残り少ない我が人生、愛猫、趣味の事など気の向くまま記録しておこうと思っただけ
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猫の譲渡会初参加して思った事

2017年02月21日 04時26分14秒 | 愛する猫たち

 昨年末ボランティアに参加して以来、初めて昨日譲渡会のお手伝いをして来ました。

保護猫たちと赤い糸で結ばれている里親さんとの、運命の出会いがある大事な日。
幸せな猫生を送る事が出来るかは、この日に掛かっています。
そのお手伝いが出来る事に、期待と幸せと興奮を感じます。

 朝早くからスタッフ全員で会場の設定に大忙しです。
初めての経験に私はただウロウロするだけです。
そうこうしているうちに開場時間前なのに、外にはお客さんが集まりだしました。
まだ準備が出来ていませんでしたが、予定時間を繰り上げて会場に入って頂きました。
あっという間に会場内はお客さんでいっぱいになり、スタッフの対応が間に合いません。
私も勇気を奮いお客さんに猫のアピールを開始しました。

 
ドアが開くのを待ちかねたように会場内に入ったお客さん。
 
会場内にはミニカフェも・・・
 
輪投げゲームには豪華商品も用意されています。
 
お気に入りの猫を探そうと真剣に見入るお客さん。
 
入場時には手の消毒もお願いしています。
 
ねこグッズの販売も好評でした。
 
バニーガールならぬネコガールのお姉さん。
 
どの子にしようか迷って奥さんと相談しています。
 
会場内では段々とお目当ての猫が決まり出し、笑い声が聞こえてきます。

 
二匹のお気に入りの子を見つけ、里親さんが決まりました。
優しそうなご夫婦。幸せにね。
 
保護部屋で私のお気に入りの子の里親さんが決まりました。
複雑な思いですが、優しそうなご夫婦と幸せな猫生を送ってね。
 
子供さんに気に入られ、里親さんが決まった子猫。良かったね!
子供さんと共にたくましく成長して欲しいと願っています。
 
若いカップルも子猫に癒されているようです。
 
今日最大のドラマが待っていました。
優しそうなご婦人に見染められたこの子、実は年老いて飼い猫の将来を悲観した夫婦が、第二の猫生を託す里親探しを依頼していました。
 
里親さんが連れ帰ったその2~3分後、すれ違いに依頼主のご夫婦が会場に。
事情を聞かされ感極まって号泣、周りの人たちも貰い泣きでした。
自分の手から離れる事が現実になったのと、飼い猫の将来が約束された事がそうさせたのでしょう。
長い間いっしょに暮らしていた猫の将来を考え、手放す決心をした気持ちは痛いほど良く分かります。

 私もごく近い将来、同じ決心をしなければなりません。
今年後期高齢者の仲間入りをする私、私たち夫婦が先に逝き、猫が後に残ると行政による殺処分が待っています。
それだけは絶対に避けなければなりません。
そのためには猫が若く行き先がある内に、悲しいけれど別れの決断が必要です。
私には耐えられるか分かりませんが・・・

 ボランティア活動は楽ではありません。
でも、猫と里親さんの出会いにお手伝いできる事を今、人生最大の喜びと感じ、活動の推進力になると信じて頑張っていこうと思っています。