前回、「30cmや40cmの台から立ち上がれるか」というお話をお伝えしました。
これは、日本整形外科学会が提唱しています、「ロコモティブシンドローム」のパンフレットに掲載されているテストのひとつでした。
年代相応の移動能力を維持できていますか? というお体の状態を2つのテストで評価していただくものです。 その一つが「立ち上がりテスト」でした。
今回は、もう一つのテストである「2ステップテスト」をご紹介します。
このテストは、「気をつけ」の姿勢から、大股で2歩、前方へ移動します。 2歩目に出した足の位置で両足をそろえてバランスを保ち、気をつけの姿勢で終わります。
その際の、スタート位置のつま先から、2歩目で足をそろえた時のつま先の位置までの距離を測定します。
その距離をご自身の身長(cm)で割ります。 つまり「2歩幅(cm)÷身長(cm)=2ステップ値」となります。
例えば、身長が150cmの方で、1歩が100cmで、2歩で200cmだとしますと、200cm÷150cm=1.33となります。 ロコモチャレンジの研究調査によると、70~79歳の方であれば、男性1.42以上、女性1.36以上あると、年代相応の歩幅を維持できている、と報告しています。
このテストをなさる場合は、介助者の方がいる環境で、滑りにくい床の上で、準備運動をしっかり行って実施していただく必要があります。 くれぐれもご無理のないように実施してみてください。
2ステップテストは、大きく1歩を踏み出す時に、両足それぞれに筋力やバランス能力がないと、大きな歩幅が得られません。 この機能や能力も、ぜひぜひ維持していただきたいものです。
私のブログをご覧になってくださる皆さんは、おそらくご自身の健康にも、たいへん関心の高い方だと思います。 私は理学療法士ですので、皆さんのような健康のために努力なさっている方達のために、少しでもお役に立てられるような情報をお送りしていきます^-^
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
これは、日本整形外科学会が提唱しています、「ロコモティブシンドローム」のパンフレットに掲載されているテストのひとつでした。
年代相応の移動能力を維持できていますか? というお体の状態を2つのテストで評価していただくものです。 その一つが「立ち上がりテスト」でした。
今回は、もう一つのテストである「2ステップテスト」をご紹介します。
このテストは、「気をつけ」の姿勢から、大股で2歩、前方へ移動します。 2歩目に出した足の位置で両足をそろえてバランスを保ち、気をつけの姿勢で終わります。
その際の、スタート位置のつま先から、2歩目で足をそろえた時のつま先の位置までの距離を測定します。
その距離をご自身の身長(cm)で割ります。 つまり「2歩幅(cm)÷身長(cm)=2ステップ値」となります。
例えば、身長が150cmの方で、1歩が100cmで、2歩で200cmだとしますと、200cm÷150cm=1.33となります。 ロコモチャレンジの研究調査によると、70~79歳の方であれば、男性1.42以上、女性1.36以上あると、年代相応の歩幅を維持できている、と報告しています。
このテストをなさる場合は、介助者の方がいる環境で、滑りにくい床の上で、準備運動をしっかり行って実施していただく必要があります。 くれぐれもご無理のないように実施してみてください。
2ステップテストは、大きく1歩を踏み出す時に、両足それぞれに筋力やバランス能力がないと、大きな歩幅が得られません。 この機能や能力も、ぜひぜひ維持していただきたいものです。
私のブログをご覧になってくださる皆さんは、おそらくご自身の健康にも、たいへん関心の高い方だと思います。 私は理学療法士ですので、皆さんのような健康のために努力なさっている方達のために、少しでもお役に立てられるような情報をお送りしていきます^-^
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。