手術が終わった、、、。
母の子宮は体内からとりだされ、同時にリンパ節も切除された。
これから3日は飲まず食わず、点滴のみである。
手術が終わり。姉に電話していると 看護士に先生から手術経過についての
お話があるので、ナースステーションに来いと言われる。
私「なんでナースステーションなの?」
父「きっと結果がよかったから ナースステーションなんだべ」
私「それでも相談室の方がいいでしょ?どう考えても!」
父「悪い結果じゃないから、皆に聞かれてもいいからだべ」
いろいろ 話ながら ナースステーションへ
目を真っ赤に充血させた先生がそこでまっていた。
明らかに疲れ切った風貌、、、 大変だったようだ。
先生「手術経過についてご説明いたします。
まず目視した段階では、ガン細胞の転移は確認できませんでした。
見た目には細胞はとてもきれいです。
この分だと癌の1期だったとおもわれます。」
私達「あーよかった。先生ありがとうございました。」
先生「なにより大変だったのがですね、前回切ったところがですねー
しつこく癒着していましたので、それを一枚一枚きれいに剥がすのが
かなり大変でした。
もっともかなり時間をかけてきれいにはがしたつもりではありますが、
万が一、傷がついていて出血がひどいようでしたら、
もう一度あけて縫うことになります。」
私達「わかりました」
先生「僕にまかせていただければ、そこのところはきちんとやります。
えー それでですねー 手術時間が14時に始めましたので、
だいたい5時間弱かかりました。出血は600CCですので
輸血はしておりませんが、これから出血等があった場合には
輸血を行うことになります」
私達「はい わかりました」
(これ以外言葉は出ず、、。)
先生「それでですねー摘出したものの確認ですが
(といって トレイの上の物をみせる)
これが 子宮になります。
みかけ大変きれいですねー。こっちが残っていた卵管で
こっちがリンパ節です」
私「子宮って こんなんなんですねー!
へー 、、、。」
思わず顔を近づけまじまじとみてしまった、、。
そこにあるのは たとえるなら鳥のハツ(心臓)のような
ピンクいろの物体、、。こぶし一個ぶんくらいだ。
卵管はほんとに細い。凧糸3本分くらいの線である
赤紫色をしていた、、。
リンパ節は半透明の物体で血がういている ところどころ、、。
それが 取ったリンパの位置をかいて小瓶にいっぱいはいっている。
人間の体からとれた物体たち、不気味でもあり、妙に親近感もある。
不思議なもんだ。
先生「あと質問はありますか?」
私 「この分だとどのくらい入院しないとだめですか?」
先生「えーお母さんの場合、最低3回は抗癌剤投与をおこなったほうが
いいと 思います。
まあ この細胞を送って、万が一癌細胞が見つかった場合は
最低6回 もしくは放射線治療になりますけど、、。」
私 「それはいつ決まるんですか?」
先生「結果がきてからですから 今日から1週間後くらいですね。
それで一回目の投与はいつにしましょうか?」
私達「また 退院当日にばたばたするのは いやなので、
そのまま 入院して一回目の投与をしてもらえませんかね?」
先生「わかりました。じゃあ2週間入院ということにしましょう」
っという 話になった。
すべては 細胞検査の結果できまる。
転移がありませんように、ただ祈るしかない。
母の子宮は体内からとりだされ、同時にリンパ節も切除された。
これから3日は飲まず食わず、点滴のみである。
手術が終わり。姉に電話していると 看護士に先生から手術経過についての
お話があるので、ナースステーションに来いと言われる。
私「なんでナースステーションなの?」
父「きっと結果がよかったから ナースステーションなんだべ」
私「それでも相談室の方がいいでしょ?どう考えても!」
父「悪い結果じゃないから、皆に聞かれてもいいからだべ」
いろいろ 話ながら ナースステーションへ
目を真っ赤に充血させた先生がそこでまっていた。
明らかに疲れ切った風貌、、、 大変だったようだ。
先生「手術経過についてご説明いたします。
まず目視した段階では、ガン細胞の転移は確認できませんでした。
見た目には細胞はとてもきれいです。
この分だと癌の1期だったとおもわれます。」
私達「あーよかった。先生ありがとうございました。」
先生「なにより大変だったのがですね、前回切ったところがですねー
しつこく癒着していましたので、それを一枚一枚きれいに剥がすのが
かなり大変でした。
もっともかなり時間をかけてきれいにはがしたつもりではありますが、
万が一、傷がついていて出血がひどいようでしたら、
もう一度あけて縫うことになります。」
私達「わかりました」
先生「僕にまかせていただければ、そこのところはきちんとやります。
えー それでですねー 手術時間が14時に始めましたので、
だいたい5時間弱かかりました。出血は600CCですので
輸血はしておりませんが、これから出血等があった場合には
輸血を行うことになります」
私達「はい わかりました」
(これ以外言葉は出ず、、。)
先生「それでですねー摘出したものの確認ですが
(といって トレイの上の物をみせる)
これが 子宮になります。
みかけ大変きれいですねー。こっちが残っていた卵管で
こっちがリンパ節です」
私「子宮って こんなんなんですねー!
へー 、、、。」
思わず顔を近づけまじまじとみてしまった、、。
そこにあるのは たとえるなら鳥のハツ(心臓)のような
ピンクいろの物体、、。こぶし一個ぶんくらいだ。
卵管はほんとに細い。凧糸3本分くらいの線である
赤紫色をしていた、、。
リンパ節は半透明の物体で血がういている ところどころ、、。
それが 取ったリンパの位置をかいて小瓶にいっぱいはいっている。
人間の体からとれた物体たち、不気味でもあり、妙に親近感もある。
不思議なもんだ。
先生「あと質問はありますか?」
私 「この分だとどのくらい入院しないとだめですか?」
先生「えーお母さんの場合、最低3回は抗癌剤投与をおこなったほうが
いいと 思います。
まあ この細胞を送って、万が一癌細胞が見つかった場合は
最低6回 もしくは放射線治療になりますけど、、。」
私 「それはいつ決まるんですか?」
先生「結果がきてからですから 今日から1週間後くらいですね。
それで一回目の投与はいつにしましょうか?」
私達「また 退院当日にばたばたするのは いやなので、
そのまま 入院して一回目の投与をしてもらえませんかね?」
先生「わかりました。じゃあ2週間入院ということにしましょう」
っという 話になった。
すべては 細胞検査の結果できまる。
転移がありませんように、ただ祈るしかない。