夏休みの宿題で一番嫌いだったのは、読書感想文でした。
私は変なところでサービス精神があり、つい相手に気に入って
もらえるよう(先生や友人)な自分の考えでない感想文を子供
の頃は書いていたような気がします。
だから指定図書の本は読む気にもならず・・・少しもったいなかった
気が今更ながらします。
今は本を読むことが仕事にも直結しますし、最近読んだ将棋棋士
羽生善治さんの「決断力」という本は素晴らしく、将棋という世界観
を通じて私たちにも共通する考え方を簡潔な文書から示していた。
読書は、ただ文章を読むというよりもそこに書かれている内容や
言葉を自分の中で反芻して自分のものにする時に少し自分が成長
出来た気になる効用があるように思います。
言葉を覚えたり、好きになったフレーズを覚えたり、またそれを他の
人に伝えたり、そして、伝えることの困難さを実感したりする広がり
が読書にはあるように思います。
今日は選挙速報ばかりの一日となります。こんな日は、テレビを消し
てじっくりと読書でもしませんか?