ネット社会とはいうものの
恐ろしさを感じることがあります。
佐世保の事件について
被害者の方の情報はテレビでフルネーム
で垂れ流しされていますが・・・
加害者側の親族に至るまで
ネット上では氾濫しています。
そのため、ネットを観た後に
テレビのニュースやワイドショーを
見聞きすると
私たちは、一方的な情報しか
与えられていないことが分かります。
知ったからどうなのか?という疑問は
残りますが、人一人の命がこういうかたちで
扱われることに、憤りを感じます。
私たちも事件にならされるのではなく
混沌とした時代に、何が善で何が悪なのか?
考え直すことが大切だと感じる。
人間はほっておくと、「悪」がはびこりやすく
「善」が弱い存在である。
勧善懲悪的なテレビ番組は現代では
アンパンマンくらいしか思い当たらない。
稲盛和夫氏と梅原猛氏 著の
「近代文明はなぜ限界なのか」
の中の
「利他の心」を教える教育を
に
現代人が忘れていることが書かれている。
学歴や学校歴 親の職業や学歴
そんなことばかりに目をやるのではなく
人間の人生観を磨くことを大切にすることが
大切なように感じる。