下町アパッチ約十名応援団

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シーズン回顧・・・イースタンカンファレンス編

2008-05-22 19:40:13 | bj全般

今年のシーズン終了後のスタッツをグラフでまとめました。
一応偏差値計算してます。50が平均なのでそれ以上ならリーグ平均より上。以下なら下です。
強いチームは囲みの面積が大きくなりますし、弱いチームは小さくなります。

■仙台89ERS(29勝15敗 シーズンE1位 プレイオフ3位)
・OUT アンドリュー・エイカー マイケル・シャペール ママドゥ・ディオウフ 大西裕之 吉田平
・IN  ニック・ダウィッツ ボビー・セントプルー パトリック・ワーティ 勝又英樹

・今シーズンは、10人と少数精鋭で44+2試合を戦った仙台。大きい途中離脱もなくシーズンを乗り切りました。怪我が多いバスケットでこれは見事という他有りません。
・モーションオフェンスも3シーズン目にして大分成熟してきた感じです。これを支えたのが、リーグで断トツ1位の3%成功率と、#11ダウィッツと#45ワーティの強力なインサイドでしょう。早いパス回しからの3Pは相手チームにとっては脅威でした。当然のように、アシストもリーグトップです。
・ディフェンスも、インサイドが大きく改善されリバウンドは昨シーズン若干増なもののブロックは約2倍伸びています。
・平均以下は、リバウンドだけ。他は全てリーグ平均を上回っていました。今シーズンのこの成績は納得です。
・来シーズンは、今年の雪辱ですね。仙台バスケットの成熟と層の厚みを増すことが課題になりそうです。

■新潟アルビレックスBB(26勝18敗 シーズン E3位)
・OUT ニック・デービス アントニ・ワイチ ジャック・ハートマン ハン・チェギュ 原口正英
・IN  エム・ジュンベ・ウィリアムス(シーズン途中でOUT) ロドニー・ウェブ アンドリュー・プレストン アンドレ・スミス 大崎紳矢(シーズン途中でOUT) 斉藤崇(アーリー)

・新潟改革の目玉として獲得した#1ウィリアムスでしたが、どうもこれが大誤算だったようでわずか一月で契約を打ち切りました。どうやらこれでシーズン終盤まで大きく計算を狂わされてしまったようです。#4長谷川が満身創痍の中、#11藤原にかかる負担が大きく、これが最後まで解消されませんでした。
・日本人で50得点を目標にシーズンを進めてきたわけですが、オフェンスに関しては#33ギャリソン、#10ウェブが中心となってしまい、日本人だけで50点オーバーは1試合だけだったと思います。
・ディフェンスは相変わらず強力でしたが、やっぱりリバウンドが落ち込んでますね。ブロックショットもです。#10ウェブは強力でしたが、#44アンドレとポジションがかぶり気味。ワイチの穴を日本人プレイヤーで埋め切れなかったですね。
・特に、#9小菅がキャプテンの仕事に追われたせいか、軒並数字を落としてます。元々能力のある選手なので来シーズンの奮起を期待したいです。
・チーム成績も平均を下回ってる部門が多いです。特に、フリースローはニックデービスが抜けたにもかかわらずニックの入った東京より下回ってます。#4長谷川といういいお手本があるのだし来シーズンは修正したいですね。
・年々成績を落としている新潟ですが、ポテンシャルはそんなに低くないはずです。来シーズンの奮起を期待したいです。

■埼玉ブロンコス(21勝23敗 E4位)
・OUT 青野和人 安齋竜三 長谷川聖 マーカス・トニーエル 清水耕介(シーズン中引退)
・IN  ママドゥ・ディオウフ ジェームス・デービス 酒井・ローレンス・アーロン 北向由樹(アーリー)

・今年一番ゲームをコントロールしたチームはドコ?と聞かれたら、間違いなく「埼玉ブロンコス」と答えます。100点負けを喰らわなかったのは、10チーム中埼玉だけ。あの大阪からも2勝をあげ、大阪戦4試合の失点は平均76.3点。もし、プレイオフに出れてたら、或いは埼玉がチャンピオンになったかもしれません。
・#52フィーリー、#5ジェームスに加え215cmのビッグマン#22ジェームス・デービスを獲得。インサイドは昨シーズンにも増して強力になりました。
・シーズンも、終盤までワイルドカード争いに絡み、リーグを盛上げました。全体的な力は東京・新潟とは差がなかっただけに後一歩という所でした。
・今シーズン埼玉に足りなかったのは、3Pシューターでした。アーリーで北向を獲得し、長距離砲を補強しましたが、やはりシーズンを通しての長距離砲が複数枚欲しかったですね。相手の粘りを刈り取ってしまうような強力なシューターが欲しいところでした。
・来シーズンの補強ポイントは、(インサイドが残ることを前提に)シューターですね。初年度のオリジナルメンバーとして来年こそプレイオフに進出したいところです。

■富山グラウジーズ(7勝37敗 E5位)
・OUT ジェロッド・ワード ネイト・ジェームス ナイル・マーリー ウム・スンミン 石橋貴俊 黒田祐 
・IN   ウカ・アグバイ チャズ・スパイサー 辻内伸也(以上途中退団) 蒲谷正之 小川伸也 橘佳宏 ジェラルド・キャノン ジャマー・ブラウン ロビー・ジョイナー 吉村隆宏(アーリー)

・昨シーズンの、スポンサーの不祥事でのフロントのゴタゴタでチーム作りが大幅に遅れ、今シーズンは7勝を上げるにとどまりました。#24アグバイ、#45ブラウン、#30ジョイナー、#3蒲谷等新戦力にも力があっただけに非常に残念な結果です。
・全体的にリーグ平均を下回り、昨シーズンの武器だった3Pも他チームが力をつけてきた分落ち込んでしまいましたね。それでも、#3蒲谷、#7太田が存在感のあるシュートを決めてました。
・#1呉屋が目立ってませんでしたが地味に成績上げてます。来シーズン期待できそう。欲を言えば、#1澤岻くらいの存在感が欲しいですね。
・今年は、全部悪かったので来シーズンはこれ以上落ちようがありません。昨シーズン最下位の東京もファイナル進出したんだしチャンスはあるはずです。
※ スタッツの合計出したのですが、合計の出場時間が8800に足りません。IN・OUTに不足があったら誰か教えてください・・・orz

■東京アパッチ(27勝17敗 シーズンE2位 プレイオフ2位)
・OUT マイケル・ジャクソン 栗野譲 勝又英樹 仲西淳
・IN  イー・ジョンジュン トレボーン・ブライアント(→福岡) 仲西翔自 城宝匡史 岩佐潤 中村友也 ニック・デービス ディーン・ブラウン

・今シーズンは、素早いチーム編成でした。弱点だった、リバウンドと長距離砲を埋めるべく、#21ニック、#1イー #31城宝を獲得。バックアップガードに#5岩佐を獲得し、9月のプレシーズンではKBLのチームを相手に快勝し、シーズンに臨みました。
・チームスタッツも全体的に去年の弱点が解消されており、今シーズンの快進撃に繋がったと思います。ただ、リバウンドに関しては、#21ニックが孤軍奮闘っていう感じでしたのでまだまだ改善が必要でしょう。
・途中、1月~2月は苦しい期間がありましたが、最後の連勝ラッシュには痺れました。今年は、チームとして戦ってましたね。
・今年は去年みたいに叩きようがないです。来シーズンも期待しちゃおうか。

そんなこんなで、次は西編。



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