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ライブレポートとCD評

渡辺貞夫オーケストラ

2014-11-01 22:54:02 | ライブレポート
10月19日(日)
渡辺貞夫(as,conductor)
sax section(吉田治、近藤和彦、小池修、鈴木圭、山本拓夫)
trombone section(村田陽一 、辻冬樹、片岡雄三、山城純子)
trumpet section(西村浩二、岡崎好朗、佐久間勲、松島啓之)
rhythm section(小野塚晃p、コモブチキイチロウb、石川雅春ds)
於:相模女子大学グリーンホール


貞夫さんのビッグ・バンドを生で聴くのは初めてです。
私が渡辺貞夫マイディア・ライフを聴き始めた1975年に北ドイツ放送局の
ビッグ・バンドと共演したのを憶えています。
この時はモントルージャズ・フェスティバル(アルバム「スイス・エア」)に
出演した後、ヨーロッパ、アメリカを回られました。
演奏した曲は「スイングしなけりゃ意味ないね」はじめ、スタンダードでした。
この時の演奏は素晴らしかったのですが、残念ながら録音していたテープが切れてしまいました。

横浜から相鉄線、小田急を乗り継ぎ、相模大野に着きました。
開場の16時には時間があったので、会場近くの喫茶店でコーヒーを飲みました。
16時に開場となり、席に着きましたが、前から2列目の左から2番目でスピーカーのすぐ近く。
ただ、2列目といっても私の席は端なので1列目がなく、ゆったりとしていました。
貞夫さん初めメンバーの顔はばっちり見えましたが、音は左のスピーカーしか聞こえませんでした。

演奏した曲はアンコールを除いて全て貞夫さんのオリジナル。
アレンジは村田陽一さんとラッセル・フェランテが半々で、
あまり奇をてらったアレンジではなく、素直なアレンジで貞夫メロディを豪華な音で聴けました。
ただ、この日がツアーの初日で、ビッグバンドと貞夫さんの音合わせが出来なかったようで、
有料公開リハみたいでした。貞夫さんが1曲終わる毎に恐縮していました。
そのせいか、休憩なしの1ステージでしたが、予定よりかなり早く終わり、1曲目に演奏したTOKYO DAYTINGをアンコールでまた演奏しました。
最後に小野塚さんとデュオで2曲演奏しました。
アンコールで久しぶりにMy Dear Lifeを聴きました。このメロディが出たところで涙が出そうになりました。

ビッグ・バンドと貞夫さんが合わないところがありましたが、12月のオーチャードでは素晴らしい演奏になると思われます。ドラムもピーター・アースキンになるし。(ピーター・アースキンのドラムで聴きたかったなあ)


Tokyo Dating
Cycling
Early Spring
Hip Walk
What I Should
I'm With You
Eye Touch
Episode
Airy
Round Trip
Tembea
Not Quite a Samba

(アンコール)
My Dear Life
Tokyo Dating
Carinhoso (小野塚さんとデュオ)
Smile (同)


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