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ライブレポートとCD評

FUSE(with佐藤芳明)

2017-03-05 14:07:44 | ライブレポート
2月25日(土)

坂井紅介(b)田中信正(p)つの犬(ds)佐藤芳明(acc、ピアニカ)

於:DOLPHY

「今回は、小粋なフランス風な・・・・・。」とプログラムに
書いてあったので、Clepsydraの曲を演奏するのだろうと思っていた。
この日でダウンビートの女の子が最後だったので、ダウンビートに行き、
Dolphyに着いた時は1部の最後だった。
満員状態だったので、入口近くに座った。

想像通りClepsydraの曲が多かった。
「Barrel Organ」はClypsydraでは井上さん作曲なのにピアノとアコーディオンだけで演奏する。この日は全員で演奏した。
佐藤さんは演奏中は笑顔をほとんど見せない人だと思っていたが、
この日は随分笑顔を見せていた。
「un jour」ではつの犬がコーラスをやった。
つの犬がまさか歌うとは思わなかった。
この曲にコーラスを入れるというのは井上さんのアイディアだそうだ。
(井上さんは歌わなかったが)
この曲の初演はfuseなのだが、紅介さん達は憶えていなかったようで、
初めて演奏したと言ったので、私が客席から「正月の3daysで演奏しましたよ」と言った。
この日「ずっと。。。」はアンコールではなく、最後から2曲目に演奏した。
最後はfuseの「Nano Machine」で、アンコールは「Gratitude」だった。

Clepsydraはワールドミュージックみたいで、人によってはこれはジャズではない
というよう音楽だ。メロディが綺麗だし、私は非常に好きなのだが。
一方、fuseはアドリブ主体で非常にジャズ的な演奏だ。
そのfuseがClepsydraの曲を演奏したのは非常に興味深かったが、
この企画は大成功だったと思う。また聴いてみたい。
今度、Clepsydraのメンバーに峰さんを入れて聴いてみたいな。