完走夏ドラ（１）

◇信長のシェフ２
なぜ時間帯を変えてしまったのか…。
なんちゃって時代劇ではやっぱり時代劇好きな層には受け入れられるはずもなく…。

あと、これを言っちゃあお終しまいよ！だったりするのですが、
ケンが拐われ料理で解決するというのがあまりにワンパターンすぎて、
途中見逃しても全然問題がなかったというのも…。
いくらお約束とはいえ、お約束までの道筋まで同じにしたらダメではないかと。
あ、ボッキーこと正名僕蔵さん演じる将軍の投降シーンは良かったと思います。

吾郎の光秀は変わらない素敵さでしたが、
「１」の時と同様にまだ当分先の本能寺煽りはさすがにしつこかったです(-_-;
光秀が本能寺の変を起こす原因が御舘様とケンとの、
三角関係に破れてのようにしか見えない描き方は嫌いじゃありませんが(爆)


◇家族狩り
ドラマ→原作という感じだったのですが、素晴らしい映像化だったと思います。
ドラマのオリジナル展開が原作を補完し、キャラクターに深みをもたせているというか。
目を背けたくなる描写もありましたが、最後まで観て良かったと思えるドラマでした。
家族愛！を全面に押し出したものより、家族というものを考えさせられましたし。

原作ではただ殺されちゃうだけだった実森家をフィーチャーしたことで、
芹沢家での巣藤の言葉にとてつもない説得力を感じました。
いつもシニカルにケッと思っちゃう嫌なタイプの人間(→自分)にも通じたので間違いない!?
サネモリくんは親を苦しめ迷惑をかけたダメな子だったかもしれませんが、
それでもほんの少し芽生えた「生きたい」という想いを無視して、
他人が命を強制的に刈り取ることは許されないことだなと…。
でも、自分だったらラクになりたくて狩られることを選んでしまうかも…う～ん。

話のまとめ方がややご都合主義かな～と思っていたところでの狩りは続いているENDは怖くて最高でした♪




ではでは