『闇金ウシジマくんPart２』※ネタバレ注意

＜あらすじ＞
ウシジマ（山田孝之）は、10日で5割という高額な金利で金を貸す闇金業者“カウカウ・ファイナンス”の社長。
ヤンキーのマサル（菅田将暉）の母親はパチンコにハマり、ウシジマに借金をしていたが、
ある日、そのマサルが暴走族のヘッド、愛沢（中尾明慶）に連れられてカウカウ・ファイナンスにやってくる。
愛沢のバイクを盗んだマサルに、ウシジマから200万円を借りさせ、
それを慰謝料として受け取るのが愛沢の狙いだった。
ところが、懇願してくるマサルを気に入ったウシジマは、
彼をカウカウ・ファイナンスで働かせることにする。
当てが外れた愛沢だったが、彼にもまた、すぐにでも金が必要な事情があった……。




レンタルで視聴。
パート２→ファイナルで観るのが正解っぽい。
ゲストの好みの差でしかないのでしょうが、このパート２がいちばん面白く観れました。

内容のエグさはどれも甲乙つけがたしですが…。
なんかみんな哀しい感じだったかなぁ。

ホストに狂うってあまり想像ができないのですが、理解はできなくはない…かな、たぶん。
でも虚しくてやっぱり自分には無縁という結論に。←その前にお金が
なんとなく、自分で恋愛妄想ができるタイプが危ないような？
そういう人が一定数以上いるから性風俗が成り立つのか…。
窪田くんに貢ぎたくなるのは仕方ない!?
転落した後の焼き鳥屋さんのシーンがとても良かったです。

まったく好みではない(爆)半グレの愛沢が味のあるキャラでした。
ラストはいちばん悲惨だったとはいえ…。
「死んだら悲しくて泣いちゃうよぉ」と、
本気で言いながらトラックに自らダイブするように淡々と促す犀原茜の恐ろしさ。
そんな状況を目にしながらも愛沢の嫁も同じようにダイブさせると脅すウシジマくん。
…この２人と自分は生きる世界が違うのだと痛感しながら、
道路に足を踏み出す愛沢がなんとも哀れで…小者ってどこまでも可哀想。

菅田くん演じるマサルも可哀想なんですけど、
カウカウファイナンスであれだけ借金を背負わされたら、
返済方法はFINALの竹本コース（たぶん原発清掃員）なのか、それとも遠洋漁業なのか…。
闇金は犯罪なので、そこを狙って強奪をもくろむ人間もいるという…。
お金というものはどこまでも人を狂わせてしまうのか。

ファイナルの過去編で見た頭をバッドでフルスイングを大人でも見れてスッキリ!?
ウシジマくんの暴力には無駄がなくて素晴らしいなと。
最近ではついついウシジマ歩きを…ってどんなヤカラなんだか(^_^;)
ホストに貢いで転落した彩香を諭す？時の瞳の色の深さに吸い込まれそうに…ウシジマ最強！
ビジュアルとしてはヒゲなし山田くんのほうが好みなんですけど、
ウシジマくんは魅力的なキャラです。

戌亥の見せ場もしっかりあって大満足。
駄菓子屋さんのシーンでの隣同士はそういうものかと思ったものの、
焼き鳥屋のお座敷席でも隣で座っているのはちょっと衝撃!?
「戌亥のおかげ」で嬉しそうな顔をしたかと思えば、
「オレは愛沢が大好きなんだよ(？)」
発言に不機嫌になる戌亥…やっぱりそういう匂わせなのでしょうか？
腐ったフィルターで見ているだけなのか…う～む。
まぁ、好きなように解釈する自由があるってことで。
言い訳がましいようですが、そういう演技プランでやってるように見えたというお話。
願望じゃない！…はず。



ではでは