「いさぶろう・しんぺい号」は真っ赤な列車。
人吉駅から乗って鹿児島県の吉松駅まで往復します。
人吉→吉松が「いさぶろう号」、吉松→人吉が「しんぺい号」と名付けられていますが
同じ客車なので「いさぶろう・しんぺい号」と呼ばれる事が多いです。

木をふんだんに使った内装は「KUMA1・KUMA2」と同じ水戸岡鋭治氏のデザインですが
「KUMA1・KUMA2」に比べるとぐっとシックでレトロな感じですね。

こちらは反対ホームに停車していた『九州横断特急』。

出発前に駅弁の立売りで有名なおじさんからお弁当を買います。
私は「栗めし」、夫は「鮎寿司」。
子供の頃からこの立ち売りを見ていましたが、現在立ち売りをしている駅って
本当に少ないんですね。九州だとここだけだとか。
「お茶はないんでしょうか」と聞いてらっしゃるお客さんがいました。
「すみません、自動販売機で購入して下さい」と言われていましたが
あの懐かしい蓋がコップになっているお茶を望む人もきっと少なくないんでしょうね。
人吉ってお茶も産地なんだから、どこかのお店がやればいいのにーー。もったいない。
「いさぶろう号」の客室乗務員の女性も車内販売用に購入していました。
夫が撮影した今回夫自身お気に入りの一枚。

懐かしさもありますが、「栗めし」が私は大ーーー好き。
ほんのり味のついたご飯に地元産の甘い栗が何とも言えないのーー。
毎年1月に新宿の京王百貨店で行われる『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』に
わざわざ買いにいったりするのですが
やっぱり地元で買って、ガタゴト揺れる列車の中で食べるのは最高ね。



大畑(おこば)駅

駅では10分弱の停車時間が設けられていて、その間降りる事が出来ます。
地元の方が売っているお野菜やお米を買ったり写真を撮ったり。
駅舎の中は壁一面に名刺が貼られていました。
「名刺を貼れば出世できる」そうですが・・本当だといいなぁ(笑)。

急こう配の為、ループ線でぐるーっと大きく一回りしながら列車は登って行きますが
それでも登り切れないので、途中スイッチバックで向きを逆転しながら
ジグザグにも登っていきます。
このループ線とスイッチバック線が一度に楽しめるのが日本でがはここ大畑駅だけなのだそうです。
一度列車が停まると「進行方向を変更しまーーす」とのアナウンスがあります。
運転手さんが今まで最後尾側の運転席に客室内を歩いて移動して行き
しばらくすると今度は逆方向に進み始めるのです。
ついさっき通っていた線路。

さらにもう一回バックしながら登り、見える線路が2本になりました。

しばらくしたら大畑駅のスイッチバックが遥か下に見えていました。
観光列車らしく、撮影ポイントでは列車を停めてくれます。

登りきると次は矢岳(やたけ)駅

ここにはSLが静態保存されています。
現在人吉-熊本間を走っている「SL人吉」も以前はここに保存されていたんですよ。
デゴイチ(D51)

下の丸い所が焚口。ここを開いて石炭をくべるのですって。

『日本三大車窓』と呼ばれる風景はココ。
観光目的に最近勝手に「三大」とかつけてるんだろうなぁと思ってたんですが
国鉄時代に制定されたとかで、結構な歴史でした。疑ってすみません・・ははは。

遠くに霧島連山、その麓に見えるのは宮崎県えびの市の『京町温泉郷』です。
会社のA野ちゃんの実家はこのあたりのはず。
次に停まったのは宮崎県の真幸(まさき)駅

駅名から入場券なども人気で、駅には「幸せの鐘」が設置してあります。
客室乗務員のお姉さんのアナウンスによると
幸せの度合いによって鳴らす回数が変わるらしい。
ちょっと幸せだと1回、結構幸せだと2回、とっても幸せだと3回・・・だっけな?
停車中に皆さん鳴らしていました。
駅舎で地元の人が売っていたアイスクリームと地鶏炭火焼を購入。
他の駅と違ってちょっと商魂のたくましさが見えた感じ。
変な観光土産があったり、食べ物も結構どれも高かったなぁ。



1時間20分程で終点の吉松駅に到着しました。
一緒だった団体さんはお迎えのバスが来ていて、バスで人吉に戻っていきました。
それ以外の方も吉松駅から鹿児島中央駅までの『はやとの風』という観光列車に乗られる方が殆どでした。

「いさぶろう号」も「しんぺい号」も内容は全く同じですからね、
このまま人吉方面に戻る人は少なかったみたい。
帰りに鉄橋の上から球磨川を見る

夫はもちろんですが私自身も肥薩線に乗ったのは自分の記憶の中では初めて。
なかなか楽しい時間を過ごしました。
「いさぶろう・しんぺい号」「はやとの風」「SL人吉」などの観光列車で楽しみ
鹿児島中央駅でも、熊本駅でも九州新幹線に乗れますから
南九州の列車の旅ってなんだかすごーく楽しい事になってますよ。
人吉駅から乗って鹿児島県の吉松駅まで往復します。
人吉→吉松が「いさぶろう号」、吉松→人吉が「しんぺい号」と名付けられていますが
同じ客車なので「いさぶろう・しんぺい号」と呼ばれる事が多いです。

木をふんだんに使った内装は「KUMA1・KUMA2」と同じ水戸岡鋭治氏のデザインですが
「KUMA1・KUMA2」に比べるとぐっとシックでレトロな感じですね。

こちらは反対ホームに停車していた『九州横断特急』。

出発前に駅弁の立売りで有名なおじさんからお弁当を買います。
私は「栗めし」、夫は「鮎寿司」。
子供の頃からこの立ち売りを見ていましたが、現在立ち売りをしている駅って
本当に少ないんですね。九州だとここだけだとか。
「お茶はないんでしょうか」と聞いてらっしゃるお客さんがいました。
「すみません、自動販売機で購入して下さい」と言われていましたが
あの懐かしい蓋がコップになっているお茶を望む人もきっと少なくないんでしょうね。
人吉ってお茶も産地なんだから、どこかのお店がやればいいのにーー。もったいない。
「いさぶろう号」の客室乗務員の女性も車内販売用に購入していました。
夫が撮影した今回夫自身お気に入りの一枚。

懐かしさもありますが、「栗めし」が私は大ーーー好き。
ほんのり味のついたご飯に地元産の甘い栗が何とも言えないのーー。
毎年1月に新宿の京王百貨店で行われる『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』に
わざわざ買いにいったりするのですが
やっぱり地元で買って、ガタゴト揺れる列車の中で食べるのは最高ね。



大畑(おこば)駅

駅では10分弱の停車時間が設けられていて、その間降りる事が出来ます。
地元の方が売っているお野菜やお米を買ったり写真を撮ったり。
駅舎の中は壁一面に名刺が貼られていました。
「名刺を貼れば出世できる」そうですが・・本当だといいなぁ(笑)。

急こう配の為、ループ線でぐるーっと大きく一回りしながら列車は登って行きますが
それでも登り切れないので、途中スイッチバックで向きを逆転しながら
ジグザグにも登っていきます。
このループ線とスイッチバック線が一度に楽しめるのが日本でがはここ大畑駅だけなのだそうです。
一度列車が停まると「進行方向を変更しまーーす」とのアナウンスがあります。
運転手さんが今まで最後尾側の運転席に客室内を歩いて移動して行き
しばらくすると今度は逆方向に進み始めるのです。
ついさっき通っていた線路。

さらにもう一回バックしながら登り、見える線路が2本になりました。

しばらくしたら大畑駅のスイッチバックが遥か下に見えていました。
観光列車らしく、撮影ポイントでは列車を停めてくれます。

登りきると次は矢岳(やたけ)駅

ここにはSLが静態保存されています。
現在人吉-熊本間を走っている「SL人吉」も以前はここに保存されていたんですよ。
デゴイチ(D51)

下の丸い所が焚口。ここを開いて石炭をくべるのですって。

『日本三大車窓』と呼ばれる風景はココ。
観光目的に最近勝手に「三大」とかつけてるんだろうなぁと思ってたんですが
国鉄時代に制定されたとかで、結構な歴史でした。疑ってすみません・・ははは。

遠くに霧島連山、その麓に見えるのは宮崎県えびの市の『京町温泉郷』です。
会社のA野ちゃんの実家はこのあたりのはず。
次に停まったのは宮崎県の真幸(まさき)駅

駅名から入場券なども人気で、駅には「幸せの鐘」が設置してあります。
客室乗務員のお姉さんのアナウンスによると
幸せの度合いによって鳴らす回数が変わるらしい。
ちょっと幸せだと1回、結構幸せだと2回、とっても幸せだと3回・・・だっけな?
停車中に皆さん鳴らしていました。
駅舎で地元の人が売っていたアイスクリームと地鶏炭火焼を購入。
他の駅と違ってちょっと商魂のたくましさが見えた感じ。
変な観光土産があったり、食べ物も結構どれも高かったなぁ。



1時間20分程で終点の吉松駅に到着しました。
一緒だった団体さんはお迎えのバスが来ていて、バスで人吉に戻っていきました。
それ以外の方も吉松駅から鹿児島中央駅までの『はやとの風』という観光列車に乗られる方が殆どでした。

「いさぶろう号」も「しんぺい号」も内容は全く同じですからね、
このまま人吉方面に戻る人は少なかったみたい。
帰りに鉄橋の上から球磨川を見る

夫はもちろんですが私自身も肥薩線に乗ったのは自分の記憶の中では初めて。
なかなか楽しい時間を過ごしました。
「いさぶろう・しんぺい号」「はやとの風」「SL人吉」などの観光列車で楽しみ
鹿児島中央駅でも、熊本駅でも九州新幹線に乗れますから
南九州の列車の旅ってなんだかすごーく楽しい事になってますよ。