何だか寂しい

先日 落語家の立川談志師匠が亡くなられたとの報道がありました
喋る事で世間に才能を見せつけていた天才が 晩年は声が出せなくなるという皮肉な結果は辛い現実であるなあと思ってしまいました…
落語に対する真摯な態度と溢れる才能は、現代の予定調和を大事にし無難にやり過ごそうとする、つまらなくなった世の中にこそ必要だと感じていたのに
破天荒であったり、無鉄砲であったりと 常人では計り難い事を見せる事こそが芸であると僕は思っているので、そんな才能が失われてしまったことが 寂しいなぁと思ってしまいました