三重県に引越してから半年程過ぎました、先日は松阪牛も食べましたし、三重県の美味しい物も色々と食べました
その中で僕が気に入っているのが 「鶏の味噌焼き」
「鶏の味噌焼き」と書きましたが、お店によっては 「鳥焼き」と表記してあったり(焼肉も味噌だれの所が多く、このへんでは焼いた肉には味噌 というのが普通らしく、あえて味噌は表記しないのかと思っていたりしますが)「鶏味噌焼き」とでていたりと正式名称がはっきりしないあたりもいかにもな感じなのですが・・・僕の中では「鶏の味噌焼き」でいこうと思います
元々は 松阪あたりのソウルフードらしいのですが、津市あたりにもお店があったりします
今日 伺ったのは
松阪市の鳥広さん 早い時間に閉まってしまう(飲食店の多くは大体8時で閉まっちゃいます)店の多い中 このお店は9時までやってます
お店の中は 昭和の感じ満載です(昭和からずーっとやってんでしょうから当たり前ですが、リニューアル感ゼロなのが逆にカッコ良いですよ)
早速 注文です
まずは「くび」を塩で頂きます (焼肉で言うところの まずタン塩みたいなもんです)さっぱり、コリコリ 美味しいです これ以降にも期待が持てます
「ササミの刺身」もいただきました フレッシュなお肉は美味しいですなー
「若」と「キモ」
「ひね」 と「心臓」
写真を見て 「区別つかねーよ」と思いの方もいるでしょうが 実際も判別は困難です でもお店のお母さんがちゃんと説明してくれるので焼く時には大丈夫です
このくらい 味噌だれが ドーンとかかってます そしてつけだれも味噌です とにかく鶏肉を味噌で食うという所は一切ブレがありません
早速 焼きます
どこのお店でも大体 こういう、子供の頃に見た記憶のあるコンロです(無煙ロースター? うちは昔からこれでやってますがなにか?とお母さんが言わんばかりのスタイルです)
味噌だれ たっぷりなので 焦げに注意しながら焼きます
「若」というのは 若鶏の肉ですな 普段食べる鶏肉です 柔らかくてジューシーでございます
「ひね」 というのはもう卵を産めなくなってしまったシルバー世代の鶏肉です 噛みごたえがあります 噛んでいくと肉の味がひろがります かなり気に入りました がオーナーは若の方が良いと仰りますので ひねの大半は僕が食べました
「キモ」 僕は基本肝臓物はあまり得意ではありません フォアグラやあん肝とか 焼肉屋さんでも今では食べられなくなっていしまったレバ刺しは食べましたが焼いたものは苦手でございました しかし このキモは旨い 新鮮なんでしょうなー
「心臓」 キモよりもコリコリとした食感でこれも美味しいです 僕的にはキモよりも好きですな
味噌味なのでご飯が進みます
「ごはん中」
ごはん中で このボリュームです、後から来た他のお客さんが頼んでいた「ごはん大」を目撃(見たというよりも衝撃的でした)しましたが 昔話に出てくる山盛りごはんの実写版でした(中を頼んで良かった良かった)
味もボリュームも大満足でした(これだけ食べて二人で三千円ちょっとという安さも大満足です)
ただ まだまだ 「鳥の味噌焼き」のお店は沢山あるようで、名店と言われるところもまだあえて行ってません
鳥好きの僕の 究極の「鶏の味噌焼き」探しはまだまだ続きそうです