遊牧民のひとりごと

エクスプレスが天に旅立って、今や二代目ルノーカングーに変わっても やってることは変わりません そんな日常をつぶやいてます

世界一への道

2018-05-07 21:23:11 | 気になる人・気になる事 スポーツ編

世界卓球が終わりました 男子は残念ながらメダルまで届きませんでしたが

女子は銀メダル やはり中国の壁はまだ高いようです

しかし、伊藤選手は無敗で大会を終えました(さすが全日本の三冠 技術もメンタルも素晴らしい)

そして平野選手は2ゲームでジュースまで食い下がりました(前回の敗戦から中国の丁寧選手に対策をされてましたね)

そしてこの人

石川佳純選手

いつの間にか 日本代表の最年長  平野選手、福原選手に続きキャプテンになりました

メダルを取り続けている中 初めてのキャプテンはプレッシャーもあったと思います

ただ チームは1ゲームも落とすことなく順調に勝ち続けました

勝ち進むに連れて チームの雰囲気も更に良くなって行くように見えました


しかし準決勝を前に、とんでもない事が起こりました

南北コリアの統一チームの結成です

戦わずしてメダル確定 一日の完全休養 やりたい放題です

卓球協会は何故、こんな暴挙を許してしまったのでしょうか?

予選リーグでこの二つに負けたチームはどう思うのでしょうか?

誰がこんな事を言い出したのでしょうか?

二つの国のスタッフの中で 「これはさすがにおかしいのではないですか?」という人はいなかったのでしょうか?

ールにのっとって戦うという スポーツの原則をひっくり返してメダルを共有して喜べるのでしょうか?

たくさんの?が浮かびます

彼の国ではルールや規則よりも情緒や感情が優先されているようです 

またこの事を美談として伝えようとしているメディアが日本にあるようで ぞっとします


事前に両チームのメンバーに対しての対策を立てていたであろう日本チームのスタッフは慌てたでしょうねぇ

選手は事前のインタビューでは無難な受け答えをしていましたが、内心は怒っていたと思われます


異様な雰囲気の中で始まった準決勝でしたが 日本女子は 強く たくましく 美しく戦いました

石川選手の相手は メダルを目指して出場したリオデジャネイロオリンピックで、足をつって負けてしまったキムソンイ選手 もう色々と因縁とかリベンジとかゴチャゴチャした相手でした

カットマンとの対決は 息がつまるラリーが続きます

一進一退で進んだ試合は最終ゲームもジュースになります ここでも試練がありました

ジュースになってからの3回のエッジボール

もう 負けると思いました  流れがしんどすぎました


ただ 彼女は不運に対してもクサることなく 厳しく、美しい勝負師の表情は最後まで変わりませんでした

少し前の石川選手のが見せていた、リードされると不安な表情になったり、ミスが続いてイライラした表情を見せることは一切なく、勝つことを、そして次の1点を獲るために 集中した表情で戦い続けていました 

まるで先輩の平野早矢香選手のようでした(もう選手では無いですね)

平野さんといえば、今回は解説をされてました 的確で素敵な解説でした(ゲーム終盤では「ナイスボールっ」と応援席に座っているかのような大きな、心の声が出るところも好感が持てましたでした)宮崎さんといい平野さんと良い卓球界はいい解説が一杯です

 


その戦う姿は本当に美しかったです テレビの前で思わず、何度も声が出てしまいました(涙もちょっぴり出てました)

勝利を決めた後の 石川選手の涙は 勝った嬉しさだけではなく、キャプテンとしてチームの為にとか、一度夢を潰された相手にまた負けるわけにはいかないという思いとか、勝ててほっと気が緩んだとか それはもう複雑な思いがあった涙のようで それもまた美しかったです

ただ まだ試合が残っている事もあり、キャプテンとしても、という思いもあったのでしょう、涙をこらえて次に向かう姿勢がありました

その姿はもう立派なキャプテンとしての姿でした

本当に素晴らしい戦いぶりで感動しました

決勝では カットマンからの高速の中国選手という大変な変化で対応しきれませんでしたが、課題もないと進化しないですからね


やっぱり中国の選手にはちょっとかないませんでした

伊藤選手が中国選手に勝った時には涙が見えました マッチポイントを凌いで勝ったので、気持ちもわかりますが、この先は勝っても普通にいられるくらい強くならないといけませんね

大金星とか善戦して惜敗 なんていわれなくなるように 

中国相手にも 順当に勝利 みたいな記事がでるように


そうすれば東京オリンピックではきっと世界一に・・・・楽しみです