カタバミ女史の疑問だらけの帳面(ノート)

ここは静岡県伊豆地方のとある所。自然と日々の暮らしの中で感じた疑問等を書いて行くバラエティ・ブログ。

英国版「大奥~華の乱~」だった「ブーリン家の姉妹」

2008年11月09日 13時51分49秒 | 世間話
 先週は肩こりがひどかった。
仕事が忙しいし、リフレクソロジーもお金がかかるからやめてしまったので、
他の方法で気分転換しなくては肩こりが悪化してしまう。
― という訳で、日常から遠く離れた世界へと映画を通して行く事にしました。

 16世紀始めのイギリス王室が舞台の話ですが、
世間の評判通りの「英国版大奥」「歴史を題材にした昼ドラ」だったので、
肩こりをさらに悪化させる心配は全くありませんでした。

 英語の原題からすると、ブーリン家の妹のメアリーの方が主人公のような気がするのですが、
映画では控えめな妹より、強気で派手な立ち振る舞いの姉の方が主人公に見えてしまいました。
姉アンの王様に対して正式な結婚と王后の座を堂々と迫る根性は見上げた物です。
王様はローマ法王とケンカ別れまでして、彼女を王妃の位に引き上げます。

 そして、離婚され宮中から追放されようとする王妃の高貴さも素晴らしい。
私も逆境の最中にあってもあんな気高さと威厳が持てたのなら。

 自分の出世の道具に姉妹を利用した彼女達の父親や叔父も
最後には罰を受ける事になったし、
王様は結婚と離婚ばかり繰り返してて、
芸能人じゃあるまいし、人を見る目がないっていうか…。
 
 結局、アンから離れた王様が次の王妃に選んだ女性との間に生ませた王子も早死してしまって、
(新王妃も王子を出産してすぐに亡くなります。)
離婚した王妃と言いがかりを付けて死刑にしたアンがそれぞれ産んだ娘達がその後女王になったんだし、
特にアンの産んだ娘は素晴らしい女王様になったと、
歴史の本とかでは書かれているんですからね~。
本当に王様は人を見る目がないです。

 王様、王妃を取っ替え引っ換え6人もいたんですと。
全くホントーに徳川綱吉さんみたい!
メアリーは既婚者だったのに、夫と別れさせられてまで
王様の相手をさせられる所なんて「大奥~華の乱~」の安子様みたい…。
でも、大奥と違って、メアリーから生まれた息子は父親の地位を継ぐ事ができません。

 姉アンの処刑後にメアリーが赤ん坊のエリザベスを抱えて、宮廷を去る所が
印象的でした。彼女の真の強さを見たというか、
もう今では反逆者の妹なのに、みんな廊下を彼女の迫力に押されて、
「怖っ!」って感じで飛びのいて通していましたもんね。

 ところでメアリーは、夫と話の中のどこら辺りで正式に別れていたんでしょう?
王様の離婚騒動に紛れて自分も離婚してたんでしょうか?
王様から遠ざけられ、向かった任地で夫が亡くなってたんでしょうか?
そこん所が不明なのですが、私が見落としてただけなんでしょうか?
宮中で知り合った人と幸せな再婚をしていたようだし ―。


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今日のタイトルは
「おぽた買った:☆:」です

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