沖縄に出かける前に、宿題をすませて行こうと思います・
志村魂
@東京芸術劇場4月8日(土)夜、9日(日)夜
@中日劇場29日(土)夜、30日(日)昼
超がつくほど有名な志村けんさん一座の旗揚げ公演。
これがなくちゃね、のバカ殿様、コント、松竹名作人情芝居の「一姫二太郎三かぼちゃ」の3部構成のステージです。演出はラサール石井さん。
コントには、人気劇作家ケラリーノ・サンドロビッチさん作のものもあるあたりが興味深いところ。
東京に2週行くという選択肢もありましたが、せっかくN2の記念日に、西村さんの公演があるのに、行かないというのももったいない気がして、東京1回、名古屋1回にすることにしました。
だちょう倶楽部の3人さんのお客さんとの掛け合いの後、幕が開いて、腰元を引き連れたお小姓姿の西村さんが踊りながら登場・・・面白すぎ。
バカ殿さまはTVで見るのと同じネタなんですが、やはり志村けんさんはすごい。
4回が4回と違って見えるんですね・・・いや、冷静にみると同じネタなんですが、料理や隠し味が違うので、同じに観えない。「間」が絶妙だったりして笑ってしまうんですねえ。
東京で観たときはなかった、志村さんの「マイ・ブーム」が名古屋で「ペリカンの啼き声」になってたのも面白かったですね。
アレ、いつから言ってるんだろうなあ。「だあぁあー」って。
コントはCLUB SEVENみたいな音楽&新体操の家族コントに、おなじみ「ハゲるにもほどがある」コント、刑事になりたい人たちのナンセンスコント、付き添いひーちゃんばあさんコント。刑事になりたい人たちコントは、役者さんたちが大道具、小道具を運びつつ、場面転換をダンスとマイムで表現するのですが、西村さんがリーダ格のようで、サボってる人を怒ったりしていて、こういうキャラは合うなあ・・・としみじみ思いました。寺門さんと西村さんのコント「取調室」も、落ちてないけど(そういう脚本だから)ホントのコントみたいで楽しかったですね。
2幕は志村さんの三味線演奏から。
上妻宏光さんに習っているそうで、照明との掛け合い、ラストのビックリなど志村さんらしい味付けはあるものの、演奏は素人の耳には、初めて1年とは思えないほど見事でした。
お芝居は、頭のいい兄弟と田舎に残って両親の面倒を見ている出来の悪い三男の物語です。セットなんて、ウチの母親の実家の座敷にそっくりで、(鴨居の写真とか仏壇とか)ホントにありそう。
志村さんの演じる三郎さんも、実際に自分の親戚だったら好意的になれないだろうなあ・・・と思うのですが、それでも毎回ぐっときて、泣いたり涙ぐんだりしてしまうのです。
何故だろうと考えてみたのですが、きっと三郎さんの不器用な真直ぐさみたいなモノに心を打たれるんじゃないかと。
バカ殿は海外でも人気だそうですが、この志村魂で、自分の中の泣き笑いの感性が確実に、昭和の日本に育まれてモノだということを再確認した次第であります。
当たり前だけど。
セントレアではちょっと時間があったので、スカイデッキで飛行機を眺めました。
ロボットコーナーを見逃したのが残念。
次回の課題としましょう。
志村魂
@東京芸術劇場4月8日(土)夜、9日(日)夜
@中日劇場29日(土)夜、30日(日)昼
超がつくほど有名な志村けんさん一座の旗揚げ公演。
これがなくちゃね、のバカ殿様、コント、松竹名作人情芝居の「一姫二太郎三かぼちゃ」の3部構成のステージです。演出はラサール石井さん。
コントには、人気劇作家ケラリーノ・サンドロビッチさん作のものもあるあたりが興味深いところ。
東京に2週行くという選択肢もありましたが、せっかくN2の記念日に、西村さんの公演があるのに、行かないというのももったいない気がして、東京1回、名古屋1回にすることにしました。
だちょう倶楽部の3人さんのお客さんとの掛け合いの後、幕が開いて、腰元を引き連れたお小姓姿の西村さんが踊りながら登場・・・面白すぎ。
バカ殿さまはTVで見るのと同じネタなんですが、やはり志村けんさんはすごい。
4回が4回と違って見えるんですね・・・いや、冷静にみると同じネタなんですが、料理や隠し味が違うので、同じに観えない。「間」が絶妙だったりして笑ってしまうんですねえ。
東京で観たときはなかった、志村さんの「マイ・ブーム」が名古屋で「ペリカンの啼き声」になってたのも面白かったですね。
アレ、いつから言ってるんだろうなあ。「だあぁあー」って。
コントはCLUB SEVENみたいな音楽&新体操の家族コントに、おなじみ「ハゲるにもほどがある」コント、刑事になりたい人たちのナンセンスコント、付き添いひーちゃんばあさんコント。刑事になりたい人たちコントは、役者さんたちが大道具、小道具を運びつつ、場面転換をダンスとマイムで表現するのですが、西村さんがリーダ格のようで、サボってる人を怒ったりしていて、こういうキャラは合うなあ・・・としみじみ思いました。寺門さんと西村さんのコント「取調室」も、落ちてないけど(そういう脚本だから)ホントのコントみたいで楽しかったですね。
2幕は志村さんの三味線演奏から。
上妻宏光さんに習っているそうで、照明との掛け合い、ラストのビックリなど志村さんらしい味付けはあるものの、演奏は素人の耳には、初めて1年とは思えないほど見事でした。
お芝居は、頭のいい兄弟と田舎に残って両親の面倒を見ている出来の悪い三男の物語です。セットなんて、ウチの母親の実家の座敷にそっくりで、(鴨居の写真とか仏壇とか)ホントにありそう。
志村さんの演じる三郎さんも、実際に自分の親戚だったら好意的になれないだろうなあ・・・と思うのですが、それでも毎回ぐっときて、泣いたり涙ぐんだりしてしまうのです。
何故だろうと考えてみたのですが、きっと三郎さんの不器用な真直ぐさみたいなモノに心を打たれるんじゃないかと。
バカ殿は海外でも人気だそうですが、この志村魂で、自分の中の泣き笑いの感性が確実に、昭和の日本に育まれてモノだということを再確認した次第であります。
当たり前だけど。
セントレアではちょっと時間があったので、スカイデッキで飛行機を眺めました。
ロボットコーナーを見逃したのが残念。
次回の課題としましょう。