17日のエントリーで、
「各社(テレビ局も含め)の様々なニュースを読んでわかったのは、アメリカのコメントや伝達要件が入るニュースに限ってはどこも「発射実験」と、「実験」という語が何故か入る。唯一の例外は次のNHKのニュースだけだ」
と書いたが(僕の想像では、昨年までの日本のメディアの北朝鮮の各ミサイル報道において、アメリカがコメントで「ミサイル実験」「発射実験」と言っても、日本の新聞紙上やテレビニュースでは、「ミサイル発射」「発射」「発射」「発射」…となっているので(笑)、流石に要人の発言などに対しては厳しい向こうのメディアなどの手前、アメリカ側からお触書が日本のメディアに出されたのでは?)、読売新聞がそれを打ち消すかの如くの記事を書いてたりして、もう既に不見識と不誠実の横行。
ネットのブログなどを読んでいると、北朝鮮が日本にミサイルを発射すると報道していながら、その報道各社に緊張感がまったくないのは何故?という感想などもあったりして、実験を本番と勘違いしている人は読者、視聴者のかなりの数にのぼるのでは?と思われる。しかし、新聞・テレビ報道は、故意にそういうものを狙ってやっているのだから勘違いして当たり前なのだ。
かく言う僕も次の4つの記事などを読んでいると、日本を狙った本番ミサイルなのか…と思えてきたりもする。(もちろんミサイルは「実験」だ。「実験」だからよい、というのではない。本番ミサイルでもないのに本番と勘違いさせる心理操作をねらったものは、不誠実であるとともに不見識であり、現実にも絶対のちに何らかの禍根を残すように思われる)
・麻生外相、経済制裁を示唆 テポドン2発射あれば [朝日新聞] 2006/06/18
・北朝鮮テポドン2号の発射準備、政府は警戒継続 [読売新聞] 2006/06/18
・テポドン2号:発射の場合、単独の経済制裁検討へ 政府 [毎日新聞] 2006/06/18
・北ミサイル発射準備 日米19日も厳戒態勢を継続 [産経新聞] 2006/06/18
ところで、今日発売の週刊誌の二誌が安倍晋三官房長官を追及する記事を書いている。
一方、『FLASH』 2006.07.04号も次の記事を書いている(記事は3ページ)。
まあ、政教分離に違反している創価学会(=公明党)の選挙票で当選している自民党議員が多い昨今、誰も「不見識な行動や不誠実な対応」とは思わない?
「各社(テレビ局も含め)の様々なニュースを読んでわかったのは、アメリカのコメントや伝達要件が入るニュースに限ってはどこも「発射実験」と、「実験」という語が何故か入る。唯一の例外は次のNHKのニュースだけだ」
と書いたが(僕の想像では、昨年までの日本のメディアの北朝鮮の各ミサイル報道において、アメリカがコメントで「ミサイル実験」「発射実験」と言っても、日本の新聞紙上やテレビニュースでは、「ミサイル発射」「発射」「発射」「発射」…となっているので(笑)、流石に要人の発言などに対しては厳しい向こうのメディアなどの手前、アメリカ側からお触書が日本のメディアに出されたのでは?)、読売新聞がそれを打ち消すかの如くの記事を書いてたりして、もう既に不見識と不誠実の横行。
読売の場合、少し前に、正力松太郎氏がCIAのエージェントを務めていたことがアメリカで情報公開された文書によって明らかになっており、そのように親密なCIAには気兼ねはいらない、ということか。(笑)
テポドン燃料注入開始の情報、米が日本へ非公式伝達 [読売新聞] 2006/06/18 03:06
北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を進めているとみられる問題で、米政府関係者が17日、中央情報局(CIA)などの情報として、「発射に必要なミサイルへの液体燃料注入が始まったようだ」と日本政府に非公式に伝えたことが明らかになった。
日米両国では、北朝鮮北東部の咸鏡北道にある発射基地周辺で、「テポドン2号」とみられる2段式ミサイルの組み立てが完了したことは衛星写真などですでに確認していた。日本政府は、「北朝鮮が18日にもミサイルを発射する可能性がある」として警戒している。
ネットのブログなどを読んでいると、北朝鮮が日本にミサイルを発射すると報道していながら、その報道各社に緊張感がまったくないのは何故?という感想などもあったりして、実験を本番と勘違いしている人は読者、視聴者のかなりの数にのぼるのでは?と思われる。しかし、新聞・テレビ報道は、故意にそういうものを狙ってやっているのだから勘違いして当たり前なのだ。
かく言う僕も次の4つの記事などを読んでいると、日本を狙った本番ミサイルなのか…と思えてきたりもする。(もちろんミサイルは「実験」だ。「実験」だからよい、というのではない。本番ミサイルでもないのに本番と勘違いさせる心理操作をねらったものは、不誠実であるとともに不見識であり、現実にも絶対のちに何らかの禍根を残すように思われる)
・麻生外相、経済制裁を示唆 テポドン2発射あれば [朝日新聞] 2006/06/18
・北朝鮮テポドン2号の発射準備、政府は警戒継続 [読売新聞] 2006/06/18
・テポドン2号:発射の場合、単独の経済制裁検討へ 政府 [毎日新聞] 2006/06/18
・北ミサイル発射準備 日米19日も厳戒態勢を継続 [産経新聞] 2006/06/18
参考:
テポドン燃料注入、完了のもよう 米当局 [CNN/REUTERS] 2006/06/19
ワシントン──北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射実験に向けて準備を進めているとみられる問題で、複数の米当局者は18日、匿名を条件に、テポドンへの燃料注入が完了したとみられると語った。ロイター通信が伝えた。
当局者らは、北朝鮮がミサイル発射を中止する可能性もあるとしたうえで、一度注入した燃料の抜き取り作業が複雑であることを踏まえると、発射中止の可能性は一層低いと指摘した。
テポドンが実際に発射された場合、米国は日本とともに厳しく対応する姿勢にある。米国は16日、国連ルートを通じて北朝鮮側に懸念を伝達したが、北朝鮮側からの回答はなかったという。
…(略)…
ところで、今日発売の週刊誌の二誌が安倍晋三官房長官を追及する記事を書いている。
「1兆円利権」とは国交正常化後のODAの利権のことである(記事は4ページ)。
『週刊現代』 2006.07.01号
安倍晋三官房長官「電撃訪朝計画」スッパ抜く!
”二枚舌”とはこの男のことを言うのだろう。拉致被害者の家族たちが一番頼りにする安倍官房長官が、北朝鮮と”裏交渉”を再び始めた。狙いは、国交正常化後の「1兆円利権」だ。拉致問題は、いよいよ幕引きにされようとしている。次期総理候補ナンバー1の”野望”をスッパ抜く。
「安倍晋三官房長官(51歳)は、6月初旬に、もっとも信頼を置く井上義行政務秘書官(43歳)を、北朝鮮と交渉させるため、中国に派遣しました。中国では北朝鮮側と、安倍氏の電撃訪朝について、かなり突っ込んだ話し合いを持ったようです」
こう明かすのは、ある日本政府関係者だ。
…(略)…
一方、『FLASH』 2006.07.04号も次の記事を書いている(記事は3ページ)。
安倍官房長官が統一教会の大会に祝電を送ったのは5月13日と14日。その3週間あとには安倍氏の右腕の政務秘書官が訪朝の話をつけるために飛び立っている。そして、その後の、「サッカーのW杯」とそれに水を差すような「ミサイル発射(実験)騒動」。これらは無関係とは思えない。
安倍晋三窮地!統一教会「合同結婚式」に祝電!
結婚式に祝電──これならよくある話。しかし、与党の次期総裁「最右翼」と目される男が特定の宗教団体に対して、となれば話は別だ。霊感商法、カルト…問題視される統一教会へ祝電を打っていたのだ。全国霊感商法対策弁連も安倍氏に質問状を送り、その行動を質すという。本誌も証拠を持って安倍氏に説明を求めたが、ついぞ回答を得ることはなかった。不見識な行動と不誠実な対応。「自民のプリンス」の正体見たり──
…(略)…
カルト宗教に詳しい紀藤正樹弁護士の言葉は厳しい。
「統一教会は通常の宗教団体と違い、違法集団なのです。民事裁判の最高裁判決で示されているように、彼らの伝道、勧誘活動、経済活動などすべてが違法という判決が下りている。その統一教会の活動そのものに内閣官房長官が祝電を打つなんて、あってはならないことです。違法集団を支援していると思われてもしかたがない」
…(略)…
まあ、政教分離に違反している創価学会(=公明党)の選挙票で当選している自民党議員が多い昨今、誰も「不見識な行動や不誠実な対応」とは思わない?
仮にテポドンが試射されて、アメリカが迎撃した場合、失敗に終わったとしても僕はアメリカの軍拡につながるだけという気もします。アメリカという国の気質からいけば、確実に迎撃可能になる設備が整うまで予算をつぎ込みそうな気がします。(ただ、この迎撃システムというのはもとから中身はハッタリで、それはこれからも変わらない、という専門家の意見もあったりします)
危険なのは、アメリカが世界で圧倒的優位に立つことになる宇宙の軍備化に話が進むことです。
それにしても、朝日新聞が正真正銘のプロパガンダをやっているのを見て、ちょっとびっくりしています。(笑)
「北朝鮮とイラン、ミサイル技術で協力」 米国連大使 朝日新聞 2006年06月23日
http://www.asahi.com/international/update/0623/009.html
次のと比べると…。
北朝鮮のミサイル発射準備は進んでいる=米大統領補佐官 ロイター 2006年 6月23日
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20060623/JAPAN-218444.html
驚きの中身の一つは、「もしかして読者にわからないと思ってやっている?」というのもあったりしますが。
北朝鮮に魅力があるとすれば金鉱とレアメタル類ですね。政治家はそれでコロリかもしれません。
1998年の月刊『宝石』(2000年8月に休刊)に広瀬隆氏の”防衛庁「水増し請求事件」と北朝鮮ミサイルの怪しい関係”という10ページの記事が載りました。
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ミサイル発射だと騒いだ日本と韓国とアメリカは、ミサイルか人工衛星か断定できず、人工衛星説を否定できる軍事評論家はいなかった。ロシアと中国は、[北朝鮮の人工衛星を確認した]とすぐに発表し、十一日になってアメリカの上院外交委員会の東アジア太平洋小委員会のクレイグ委員長が、「NASAは北朝鮮がミサイルではなく人工衛星を軌道に打ち上げたと見ている」と公聴会で明言し、最後にホワイトハウスのルービン報道官が、公式に「人工衛星だった」と政府の見解を表明した。
ところが、日本のマスコミは、曖昧なミサイル発射説を規定の事実として、北朝鮮がいかに危険な国であるかという議論を真面目な顔で続け、日本の上空をミサイルが飛び越えたのだから由々しき問題だとして、軍事評論家やテレビ・キャスターが国民の不安をかきたてた。
そして、一ヶ月も経たない九月二十日、高村外務大臣と額賀防衛庁長官が渡米し、アメリカの国務長官と国防長官の四者会談で、来年から日米が共同で、ミサイルを迎撃するための戦域ミサイル防衛構想(TMD)の技術研究に踏み切ることに合意したと発表した。
これら軍事評論家と自衛隊とペンタゴンは、「ミサイルと人工衛星の打ち上げ技術は同じである」というまったく正しい見解を語ることによって…
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「ミサイルと人工衛星の打ち上げ技術は同じである」ということに関連することについては次のサイトを参考にしていただくとして、
・日本核武装計画が動き出した──キムとサダムのおかげです── 三宅善信
http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r12-159.htm
電光石火アメリカに赴きTMD(今は単にMDと呼んでいますが)の商談を成立させてきた高村正彦外務大臣と額賀福志郎防衛庁長官は、前者は霊感商法で中心的な役割を果たした「ハッピーワールド」という会社の顧問弁護士から政界に転身した人間であり、後者も統一教会の催事に祝電などを送っている人間です。現在の防衛庁長官は、またこの額賀福志郎氏がなっているという奇怪さ。
「ハッピーワールド」の社長だった古田元男氏というのは統一教会の重鎮幹部の一人で、統一教会が1990年代に北朝鮮に進出する際には「コマンダー」と呼ばれ、重要な役割を果たしたとされている人物ですが、中村敦夫参議院議員が1998年9月22日の参議院法務委員会で次のように政府に対し質問しています。
「そういう個人的な問題とか、そういうことを超えた問題ではないかと思うんですね。やはり国会議員のそばにたくさんの北朝鮮と協力している団体の秘書がいるということ自体が、国家機密が筒抜けになるというような状況なわけですから、そういう消極的な考えで公安がいられるということは私は大変疑問に思っているんです、そんなことでいいのだろうかと。
それに関連しまして、実は高村外務大臣、この方はかつて統一教会の代理人だったわけですね。裁判の記録などにも載っているわけです。それから、1989年の資産公開では、統一教会の霊感商法の元締めであるハッピーワールドという会社、ここから時価380万円のセドリックを提供されているというような、これは相当に深い関係だと思うんですね」
これらは、安倍晋三氏の北朝鮮に関する不穏な動きなども合わせ、今度のテポドン騒ぎも劇場疑惑の可能性があると僕が考える理由の一つでもあります。
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■「北朝鮮社会はいま、どのようになっているのか」 荒沢峻 1998年
http://www.jrcl.net/web/frame02I.html
北朝鮮の主な権力機構
核心をなす権力機関として、労働党、人民軍、政務院(内閣―党の決定履行を要求される行政機関)などが存在している。そして日本のマスコミなどであまり明らかにされていないが、最も権力を持っているのが執務室という金正日直属の機関だと言われている。日本で言えば首相官邸、韓国だと青瓦台(大統領府)に該当する。
労働党は、人事権を掌握しているからもちろん権力の核心をなしている。だがそれより上に位置しているのが執務室だと理解していい。執務室は金正日の直接の指示の下、外貨獲得など様々な活動を行う。労働党や軍をさしおいて独自の領域、ネットワークを持っている。ここ数年で明らかになったことは、この執務室が統一協会系列の企業集団とかなり親密だということだ。統一協会関係の幹部や「信者」が相当数ピョンヤンに入っており、ホテル関係の事業などにかなり浸透しているらしい。
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★文鮮明と熱い握手を交わす、岸信介(安倍晋三の祖父)
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060108
★http://www.chojin.com/person/jp.htm
★「勝共連合・統一教会」関係度リスト
http://www.asahi-net.or.jp/~am6k-kzhr/wgendai.htm
ちなみに、統一教会に絡んでいろんな情報が得られましたので、ご参考までに。
★統一協会の下部組織=『原理研究会』。
神大CARP(「CARP」とは『原理研究会』の英語略。「Campus Association of Research for Principles」)=『神戸大学の原理研究会』。
★『神戸学生新聞』=学外にある統一協会の下部組織が発行した新聞。
『神戸大学新聞』と名前だけは似ているが、全く異なる新聞。
(ほとんどは『神戸学生新聞』が神戸大学の由緒正しき新聞サークルであると信じ込んで・・・要するに騙されて購読している)
★統一協会の偽装ボランティア団体
【統一協会の支配下にあることがほぼ確実な団体】
・世界平和青年連合(YFWP)
・NPO法人 サービス フォー ピース
・まち美化レンジャー
・NPO法人 ライフフォーラムジャパン
・野の花会
・SHINZEN(しんぜん会)
・NPO地球の緑を守る会
・ガーディアンエンジェルス
【京都大学生のコミュニケーションサイト】 http://www.kyoto-u.com
(京都大学内の統一協会の組織だと言われていた団体)
・都どりーむ
・キャンパスシンフォニー
・KIZUNA STATION
・WITH
・I LOVE PEACE
【2chに統一協会を母体とすると言われていた団体】
・ボランティアサークルWing(新潟)
・鹿児島家庭新聞(鹿児島)
・ONE CHILD ONE PEACE.
・Try-Mate(とらいめーと)(埼玉)
・INA-ZO(北海道大学)
・岡山大学の原理系偽装ボランティア団体「GO」
・東大新報
・コリアンアートフェア実行委員会
・創造デザイン学会