前人未踏のイ・ビョンホンアリーナ ツアーはどのように誕生したか
300人余りのスタッフ,大規模装備などが動員されたイ・ビョンホンの日本
4大都市アリーナツアーは企画が実行に移される前までしても「冗談」のような
構想で見なされた。 昨年イ・ビョンホンの東京ドーム公演を行った演出者
秋元康氏が今年の初め 「今回も新しい公演をもう一度すべきだ」という話を
ポンと投げた時までイ・ビョンホン側は「東京以外の他の地域のファンたち
にも公演を見てもらいけれど...」という現況だけを伝えたまま具体的な案を生半可
に思い出させることが出来ない状態であった。 この時ある公演関係者が「ならば
武道館と東京ドームですでに成功的に公演を終えたのでアリーナツアー形態で
全国公演を持てばどうするか」と話しその声を聞いたイ・ビョンホンをはじめ
として同じ席に同席した皆は「えアリーナ ツアー」といいながら首をかしげた
しかし韓流マーケット1号と呼ばれるBHエンターテイメントのソン・ワンモ
副社長とイ・ビョンホンの日本国内韓流活動パートナーの広告代理店博報
堂側は昨年、韓流俳優最初のイ・ビョンホン東京ドーム公演を売り切れ事例
に導いたので「アリーナツアー」も試みてみる必要があるとし,8ヶ月前から本格的
な作業を始めた。 もう一度他の人々が踏まない領域を切り開いてみようというの
に意気投合したのだ。 映画良い奴悪い奴おかしな奴とハリウッド デビュー作
I come with the rainの撮影のため中国,香港などの地を我を忘れて縫っている
渦中に今回の公演の準備も併行したイ・ビョンホンは公演製作陣と香港で
‘ドッキング’を持って,時々ボイストレーニングピアノ練習などを進行しながら
手に負えないが意欲ある挑戦を始めた。 当初4大都市5回公演に予定された
公演はスケジュールが公開されるやいなや日本ファンらは即刻反応を現わしたし
期待を上回る関心に2回公演を追加したのに総6万枚余りのチケットは完売する
成果を上げた。
韓流俳優が公演を開いて,このような「チケットパワー」を誇示したとのことは
単純に韓流の既存ファン層だけを対象とした時には不可能なことだ。
実際にイ・ビョンホンの日本,東京公演にはイ・ビョンホンの個性はでなく
とも公演自体に好奇心を現わしながら探した20,30代ファンたちも少なくなかった。
これらの中、昼公演が終わった後イ・ビョンホンの次の作品が映画良い
奴,悪い奴,おかしな奴としながら「いつ封切る予定か」「日本でも封切るか」等を
根ほり葉ほり尋ねながらイ・ビョンホンという新しく発見した韓国俳優に対す
る関心を表わした。
ソン・ワンモ副社長は「アップグレードされた新しい韓流コンテンツで韓流に対す
る基盤をさらに広げるという目標も持ったのに今回の公演の観客層でその可能
性を見た」としながら「日本マスコミで先に‘ハリウッドにまで知られた日本俳優ら
も多分アリーナツアーを持ったとすれば成功させることは大変だったこと’としな
がら舌を巻いている」と話した。