フリーペーパーsaramuより・・・パート②
今日ついにGETしてきました
くわしくはこちらをみてね
saramuの配布店舗リストがありますよ
空白期間について。新作夏物語について。そして独身について
イ・ビョンホンは昨年、甘い人生という映画に出演して以来、1年半の
空白期間をおいた。もちろん、彼への出演依頼はたくさんあった。
でも彼は、それらの仕事を受けなかった。そして1年半ぶりに選択したのが
夏物語という映画。役は無邪気さと寂しさを兼ね備えた37年前の大学生。
9月に撮影を終えたばかりの新作夏物語について彼はこう語る。
「シナリオを読んで、主人公の大学生ソギョンの愛に共感しました。論理的
には説明できないけれど、作品の中の愛が僕に伝わってきたのです。
僕に伝わってきたこの愛は、僕が演じることで観客にもきっと伝わる
のではないかと思いました。
イ・ビョンホンに一年半の空白期間についてきいてみた。さまざまな
役柄を演じることができる「多面性俳優イ・ビョンホンにとって、なぜ
空白期間をつくる必要があったのか。
「僕は一見礼儀正しく見えますが、実際は、かなりセンチメンタルで、頭の
中は自由な発想の持ち主なのです。幼い時からいろいろなことを想像する
ことが好きで、想像だけは気が済まず実際にやってみてしまうこともありま
した。幼なじみからは、将来芸術家になるのではないかとさえ言われていま
した。それは大人になってからも相変わらずです。自由に想像することが
好き。言い換えれば、束縛されることで息苦しさを感じてしまう。放送局と
契約していた時代、ドラマを撮ることは楽しかったけど、自分が束縛されて
いると感じ、息苦しくなって結局飛び出してしまいました。いま俳優をやって
いても同じです。義務的にこなす仕事になってしまったとき、自分の中の
何か大切なものが壊れてしまうように思います。だから、時には仕事を受け
ない空白期間も必要なんです。
束縛されたくないという彼に、最後ひとつ質問してみた。イ・ビョンホンが
独身でいるのは、自由な生活を守るためかと。すると彼は首を横に振り、
真面目な顔でこう答えた。
「僕が恋に落ちたときにどうするのかは、きっとその時になってみないと
わかりません。ただ言えることは、「現実の僕」は映画で演じている
「仕事の僕」とは違う。愛する人ができれば、誰よりも優しくて思いやりの
ある男になるでしょう。きっと僕はとても暖かくて真面目な夫になると思います
こんな魅力的な彼を一人占めする幸運な女性は、いったい誰なのだろう。
(次号に続く)