私の簡易書留

郵便で何か面白いことができないか。いつもそればかり考えている郵趣家の日記。鉄分含有。

(男性の)鉄道オタクはなぜ壊滅的に「モテない」のか?

2024-06-04 23:00:00 | 鉄分
鉄道オタクはなぜ壊滅的に「モテない」のか? 人気恋愛コンサルタントが真面目に解説する

身も蓋もない記事が出ましたね。モテないのは男性であり、女性はモテモテだというのは記事を読まなければ分かりません。このタイトルの付け方はいけませんなぁ。

で、何を隠そう、わたくしも男性の鉄道マニアです。
マニアというのは、「この趣味を始めよう」と一念発起してなるものではありません。
気が付いたら、なっているものなのです。
鉄道に関する知識は移動するうえで必要だから、と子供のころから学校の勉強と同じように知識を貯め込んでいて、あるときふと気が付いたら、周りはほとんど鉄道に関心がない。
そこで自分はマニアだというメタ認知が生まれるのでしょう。
郵趣についても、ほぼ同じことが言えます。書類を送るためにはどうすればいいか、と調べているうちに郵趣家になっている。

で、どういう人が鉄道マニアになりやすいかというと、それはもう、ASDの傾向がある人がなりやすいです。いわゆるアスペルガー症候群の傾向のある人です。
(「傾向」としているのは、本当にASDかどうかは医師にしか決められず、その診断を得るのも難しいからです。)
ASD傾向があるから、鉄道だけでなく他のマニアを兼務することも多いです。鉄道マニアと郵趣家の兼業なんて、典型的です。

記事の批評に戻りますが、
恋愛という場面では男性の鉄道マニアは需要がほぼない、と断定しています。まぁ、現象面から言えば、正しいでしょう。

“鉄分”の多い人は興味関心の幅が狭く、
「鉄道とカメラ以外はほとんど書くことがない」
人が多い印象がある。


なるほど。
でも、それって表面的なことで、身も蓋もない言い方をすると、ASD傾向のある男性にパートナーとしての需要があるかどうか、という点に尽きるのではないですか。

鉄道マニア同士のカップルが誕生すればおめでたいけど、女性の鉄道マニアはまだまだ多くは観測されていない。
なので、私はこう思います。
鉄道という共通の趣味がなくてもよいから、ASD傾向のある人は、ASD傾向のあるパートナーを見つけてくっついてしまえばよいのではないかと。

あとは、ジェンダーによる刷り込みの問題があって、鉄道趣味は男性の趣味とみなす風潮がいまだに消えていないため、女性の鉄道マニアが表に出てきにくいのも問題と言えるでしょう。
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