航空書簡(エアログラム)は、素晴らしい商品です。封筒と便箋と切手が一体となったものが郵便局の窓口で購入でき、書いて糊付けしてポストに投函すれば世界中均一料金で航空便で届きます。各国の郵便局で販売されており、料額印面(印刷された切手)の意匠はお国ぶりを表しています。絵はがきより書く欄が多く、旅行者が旅先から手紙を出すのにぴったりです。もちろん、自分あてに送ってもよいでしょう。消印の郵便局名と日付が、何物にも代え難い旅の思い出になること請け合いです。
ところで、国内の郵便書簡(ミニレター)は、25g以内のものを封入して送ることができますが、国際郵便の航空書簡には空気以外何も封入してはならないこととされています。これは太古の昔(?)から続く不整合で、同じ「書簡」を名乗っていても商品性が全く異なっていることになります。
ところが、2006年1月1日から新UPU条約が施行されるとのことで、これにより、「25gを超えない範囲で、写真や紙片等の薄い物品を入れることができるようになります」と発表されました。
「薄い物品」とは何ミリまでなのか分かりませんが、とりあえずこれで国内の郵便書簡と整合性がとれることになります。歴史的な大改正であります。
これまでの航空書簡には、「何も封入してはならない」という意味の文言が各国語で印刷されていましたので、これから各国で航空書簡の様式改正が行われて、この文言が削除されて行くでしょう。新柄の航空書簡が多数出回り始めるかも知れません。スタンプで文言を消したものも出回るかも知れません。そのまま販売されるものも多いでしょう。
2006年1月1日に早速、航空書簡に何かを封入して出してみたいという気もします。実際に試してみる新しもの好きの郵趣家もいることでしょう。ただ、郵便局の窓口にすぐに徹底するとも思えません。
ちなみに、勘の鋭い郵趣家の方はもうお気づきと思いますが、日本発の航空書簡は世界均一90円。一方、25g以下の航空定型書状は第1地帯90円、第2地帯110円、第3地帯130円。第2地帯と第3地帯に対して25g以下の手紙を出すには、普通に便せんに書いても、それを航空書簡に封入して送った方が安いことになります。
ところで、国内の郵便書簡(ミニレター)は、25g以内のものを封入して送ることができますが、国際郵便の航空書簡には空気以外何も封入してはならないこととされています。これは太古の昔(?)から続く不整合で、同じ「書簡」を名乗っていても商品性が全く異なっていることになります。
ところが、2006年1月1日から新UPU条約が施行されるとのことで、これにより、「25gを超えない範囲で、写真や紙片等の薄い物品を入れることができるようになります」と発表されました。
「薄い物品」とは何ミリまでなのか分かりませんが、とりあえずこれで国内の郵便書簡と整合性がとれることになります。歴史的な大改正であります。
これまでの航空書簡には、「何も封入してはならない」という意味の文言が各国語で印刷されていましたので、これから各国で航空書簡の様式改正が行われて、この文言が削除されて行くでしょう。新柄の航空書簡が多数出回り始めるかも知れません。スタンプで文言を消したものも出回るかも知れません。そのまま販売されるものも多いでしょう。
2006年1月1日に早速、航空書簡に何かを封入して出してみたいという気もします。実際に試してみる新しもの好きの郵趣家もいることでしょう。ただ、郵便局の窓口にすぐに徹底するとも思えません。
ちなみに、勘の鋭い郵趣家の方はもうお気づきと思いますが、日本発の航空書簡は世界均一90円。一方、25g以下の航空定型書状は第1地帯90円、第2地帯110円、第3地帯130円。第2地帯と第3地帯に対して25g以下の手紙を出すには、普通に便せんに書いても、それを航空書簡に封入して送った方が安いことになります。
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