万博あやかり企画でしょうが、多くの国宝を一度に見られるお得な企画だと思い、参観しました。
参観者が多いことは承知していましたが、特に見にくくなっている原因は、
解説文の作者、制作年代、奉納先が小さな字でしか書かれていなかったこと。
いつ誰が作ってどこに祀ったかって情報は、みんなが知りたがるので、その小さな字の解説文を読もうと思って、観覧者が固まって動かなくなります。
また、博物館なら右から左へと流れて鑑賞していくのが通例ですが、ここでは左から右へ流れる展示もあり、混乱の原因となっていました。
まあそれでも、一気に国宝をたくさん見て得した気分ではあります。
唯一撮影可能だった、薬師寺の水煙。
はがき料金7円時代の官製はがき「飛天はがき」の料額印面に採用されたやつです。