28日 カトリックの総本山 ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂で、ローマ教皇の名による枢機卿ミサが行われました。
それまでヴァチカンのミサで演奏してきたウィーンフィルに代わり、
3年前から西本智実&イルミナートがヴァチカン国際音楽祭に於いてのミサを受け持ちました。
そして今年はドイツの楽団と合唱団とミサを受け持ち合い、
イタリアのイルミナートメンバーも含め感動的な交わりが出来たと
西本の談話がミサ終了後に聞けました。
サンピエトロローマ法王庁代表の枢機卿ミサが
ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂に於いて西本智実指揮イルミナートフィル&イルミナート合唱団
&ローマシンフォニエッタとモンティーニ合唱団&アンサンブルによって執り行われました。
その中で参加数ヶ国代表による祈りが各国語によって捧げられ、
急遽西本智実も指名に預かり西本智実自身の言葉で祈りを捧げました。
(西本)
“70年前、広島 長崎に原子爆弾が投下された。
それによって無念の死を遂げた多くの方々、今もその苦しみの中に生きる多くの方々のために、
神に祈りを捧げましょう”
ドイツからの合唱団はバイエルンババリアの合唱団です。
ローマカトリック総本山 サンピエトロに於いて粛々と行われたミサを全て終えた時、
大聖堂正面から左右に向かい合っていた両者がお互い拍手で称え合い、
ミサに参列された方たちからも大きな拍手がサンピエトロ大聖堂に響きました。
マエストロ西本がサンピエトロ大聖堂を出た時、出入り口にいたドイツの合唱団から
改めてブラボーと拍手が沸き起こりました。
今回のミサはヴァチカン国際音楽祭のオープニングも兼ねていましたので、
冒頭でグノー作曲「聖チェチーリア荘厳ミサ曲」より、
KYRIE、 GLORIA、 CREDO、 SANCTUS、 AGNUS DEI
が演奏されました。
ミサの模様はヴァチカンのテレビ放送により全世界35ヶ国に中継され、
また、ドイツのテレビ局の中継も加わりました。
日本のテレビ局、新聞社等も取材に入っており、
後日、各メディアで取り上げられました。