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芸術監督西本智実とイルミナート
による舞台の制作日記です

西本智実プロデュース【 Music Edutainment 】 ワークショップ in 栄東高等学校(埼玉県)

2022年02月08日 | その他

高校における全4回のワークショップ。

参加希望者を募って、2021年7月からスタートしています。

音楽の科学的側面にもスポットをあて「音楽と記憶」をテーマに、

講師陣には西本智実、音楽家や研究者、医師など、

各回ごとの取り組みに合わせて講師を迎えています。

 

第1回 2021年7月10日

演奏者と研究者が講師として登壇。

“そもそも音楽とは何だろう?” 

知っているようで知らない“音楽の不思議”への序章となりました。

 

講義の合間の休憩時間には、生徒から沢山の質問に応えています。

小野寺彩子(イルミナートフィルR&Dメンバー オーボエ奏者)

 

橘 亮輔(東京大学進化認知科学研究センター助教)

各メディアにも取り上げられました。

  • テレビ埼玉 ニュース    
  • 日経新聞  7月13日ネット記事配信

         https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC133DV0T10C21A7000000/

       7月14日誌面掲載

  • J:COM  当日放送



第2回 2021年9月25日

音楽の科学の話、音楽の歴史の話、音楽療法の話、音楽と脳科学の話を、

本プロデューサー西本智実と医師から、深めていきました。

西本智実(指揮者)

伊佐地里帆(東京大学医学部付属病院 医師)

 

高校生を対象にしたワークショップについて、

メディアから取材を受ける西本P

 

各メディアに取り上げられました。

  • NHK熊谷支局 当日18時ニュース放送 
  • J-com  当日放送
  • 埼玉新聞 9月28日紙面



第3回 2021年12月11日

「音楽と記憶」をテーマに奏者、作曲家、医師の各専門分野より様々な観点からアプローチ。

伊佐地里帆(東京大学医学部付属病院 医師)

 

長田和子(イルミナートフィル 打楽器奏者)

 

平島勉(作曲家・音楽教育者)

 

第4回 最終回 2022年2月5日

7月から取り組んできた各グループの作品発表。

8グループがそれぞれ、受験にも役立つテーマを決めて、言葉を選び作曲アプリでオリジナル作品を作ります。

(例えば、元素記号周期表を覚えるための 「水兵リーベぼくの船」などよく知られています。)

国や地域の文化による特徴的な音楽やリズムと言葉、記憶に残りやすい日本語のリズムと歌の関連性など、

音楽と科学、音楽と記憶などについて第1回~第3回までのワークショップで取り上げ、質疑応答も活発に行われてきました。

それらを踏まえての作品発表です。

 

各グループメンバーによる作品発表

 

各グループへ講師陣による講評!

 

西本智実(指揮者)

イルミナートフィルR&Dメンバーより

大竹うらら(ヴァイオリン奏者)

佐合井政美(ホルン奏者)

松井典子(ヴァイオリン奏者)


西本智実 ワークショップ

2022年02月07日 | その他

国内外でワークショップを実践してきたマエストロ西本智実。

コロナ禍においても、小中高大学生を対象としたワークショップを実施してきました。

昨年からのワークショップなど、一部様子をご紹介してゆきます。

 

【西本智実ムーンショット音楽 感動共創プロジェクト  小中高生ワークショップ2021 】

~2030年、2040年、2050年 それぞれのゴールデンレコードに載せる作品を創ってみよう~    

                (静岡県、東京都、京都府、大阪府、千葉県)                                                                               

全国各地の小中高生約750名が参加したワークショップ。

授業の一環として実施した学校は6校あり、

遠足や修学旅行が中止となってしまった児童生徒たちが、

全く異なる活動として、未来を想像して「絵」「書」「作曲」「文章」の領域から選んで作品作りに取り組みました。

その活動については、JAXAのホームページにも取り上げられ紹介されています。

 

宇宙を活用した教育実践例 【西本智実ムーンショット音楽 感動共創プロジェクト 小中高生ワークショップ2021 】 

 

昨年の春先にゴールデンレコード作品に取り組んだ小学校の先生より、

昨年末に連絡をいただきました。

SDGsを基に将来実現したい内容や思いを起業プランとして作成する活動において、

「ネガティブなこころ問題」なども取り上げ、

「音楽で人々を幸せに」のテーマでプレゼンをしたグループもありました。

ワークショップ活動への取り組みが、児童たちの中で育まれています!

 


「マリナートが森なる」制作真っ只中!続き 

2021年10月04日 | その他

本日マエストロ西本智実は、オーケストラのピアノ奏者とのzoomミーティング。

この公演は、大ホールのオーケストラ、小ホールの合唱、リハーサル室のピアノ・オルガン・ピッコロの

音空間を繋いでの遠隔同時演奏を実現します。

リハーサル室の奏者と小ホールの合唱は、モニターやスクリーンに映し出される西本の指揮を見て演奏し、

演奏音はスピーカーを通して各演奏会場に流されます。

 

物理的距離を超越するのは、3会場を繋ぐ技術面だけではありません。

指揮者と奏者のコミュニケーションも音響・映像技術の中で求められます。

 

西本からは、ドビュッシー「夢想」での 佐久間良子作詩・朗読「ブナの森の物語」の世界観と同時に、

遠隔演奏での技術的な要素も想定しながらの細やかな指示。

呼吸、1つの音へ深く分け入ってゆきます。

豊かな感受性と表現力をもってする、指揮者と奏者が対峙した真剣の創造のとき。

研ぎ澄まされた人間の感性と、ヤマハの技術とが、マリナートでの遠隔同時演奏を可能にします。

 

10月も4日。いつの間にか季節は移ろい、本番まで間近です。

 
 

「マリナートが森になる」制作真っ只中!

2021年10月01日 | その他

10月8日に静岡市清水文化会館マリナートにおける文化庁採択公演「マリナートが森になる」、

本番を来週に控えて、制作も佳境です!

 

マエストロ西本智実は、各専門スタッフ・出演者などなど、打ち合わせの日々を重ねています。

舞台の構想はもっともっと以前より。

 

照明、音響、舞台など各セクションでの様子を少しご紹介すると~、

リモートミーティングのPC画面を見ながら、スタッフは全員手元に楽譜(総譜)を準備。

西本から各セクションへの事前の指示を踏まえた上で、さらに細やかな指示を西本が出してゆきます。

「●●小節の●拍目の●●の音(楽器指定)で、●●●なふうに~、そしてそれが次の~」

丁寧に + スピード感をもって、進めて行きます。

 

全体の打ち合わせでは、作品の創造と、舞台の安全と、各セクションの動き、感染予防も考慮に入れて、

西本が最終判断を下してゆきます。

 

昨日は、音響の打ち合わせに向かったマエストロ西本。

現場から届いた写真を見ると、芸術監督西本と音響のチームメンバーの、

“いい舞台を創る!そのためには!” 空気感がビシビシ伝わってきます。

 

 

その間にも西本智実への取材依頼が届き、マエストロの幅広い活動は続いています。


西本智実プロデュース『Music Edutainment~次世代の音楽を紡ぐ~』

2021年04月04日 | その他
文化庁委託事業 文化芸術収益力強化事業として制作の番組です。
マエストロ西本智実がゼロから創り上げました!
 
約30分の番組中、言語は一切なし!
音楽と映像で紡がれてゆきます。
 
密度が濃いので、何度かリピートして見ると
あちらこちらに新たな発見が!
 
 
 
 
 
 
 
西本智実のブログでも掲載されていますが、
地球と木星をラピスラズリとタイガーアイで見立てるなど
自由自在な発想が盛りだくさん。
様々なスパイスが効いています。
 
音楽はもちろん、照明・映像・舞台(今回はスタジオ)・小物作りまで
細部から全体までを演出し構成。
収録時も限られたタイムスケジュール・空間の中、
その場でできる最高のものを目指して、臨機応変に
西本智実の指示のもと、進められました。
 
 
 
 
子どもから大人まで世代を問わず、言語を問わず、
西本智実が仕掛けた多様な要素(問いかけ・遊びetc)を
是非、ご覧いただければと思います。
 
 
 
これからご覧になられる方もいらっしゃるかもしれませんので、
このあたりで。