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ショパンコンクール2005 ブレハッチ/ Rafael Blechacz の演奏は神の領域。

2020-04-29 12:12:00 | 音楽
Chopin Piano Concerto N°1 full by Rafal Blechacz (One of the best renditions)


先日のフジコさんのドラマから、私の中でピアノに対する情熱がふつふつと。。
が、家の中にピアノがあるものの、自分でピアノを弾くわけではなく、今、世界に注目されているピアニストはいるのだろうか、と気にかかるようになりました。

また、今年は5年に一回のショパンコンクールの年。コロナウイルス の影響があるのだろうか、と調べてみたら、4月の予備予選は9月に延期、本選は10月ということですが、無事に開催できるのでしょうか❓

こういう事とは関係なく、私には今の若い世代に魂が震えるような演奏を披露できるピアニストはいないのではないのかと思い、音大出の若い友人に、聞いてみた。

フジコさんとか辻井くんって、どう思う❓最近の若いピアニストでオススメの人は❓

友人曰く、

この人達は人間的。

人間的でないピアニストは❓と聞いたら、

ブレハッチ。この人は神の領域。

という答えが返ってきました。

恥ずかしながら、私はこの人の名前を聞いたことがない❗️早速調べたら、2005年のショパンコンクールの2位なしのダントツの優勝者で、その他の諸々の賞をほぼ独占した人らしい。

早速YouTubeで聞いてみた。それがこの動画です。優勝の時のショパンピアノ協奏曲。
確かに、すべての音がクリアで力強く、透き通っていて、凄い演奏なのに気負いが全くありません。この人、人間なの❓と思うところがある。
辻井くんのピアノもキラキラしていてとっても透明感を感じるのですが、いつもなんとなく物足りないところがあって、その物足りなさをブレハッチの演奏が埋めてくれるような、、。

2005年のショパンコンクールの時、私は何をしていたんだろうか。
ブーニン以来、2大会連続で優勝者が出なかったので、コンクール自体に興味をなくしていたのかもしれない。その後、前回の2015年に久しぶりに興味を持ち、チョ・ソンジンの演奏は凄いな、とは思ったのですが、なんとなくこの方、僕は天才、というようなところを鼻にかけるようなところがピアノの弾き方にも出ているような気がして、最近はあまり聴いていませんでした。

このブレハッチ、昨年来日していたとか。残念❗️聴きに行きたかった❗️

では、巣篭もりの最中、神の領域の演奏をお楽しみください。

まあ、フジコさんのピアノは抑揚があってそれはそれで好きですが、「人間的」という表現はわかるような気がする。
因みに、友人のソンジン評は、完璧すぎて機械的、だそう。それもわかる気がする。






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