青天を衝け
最終回、終わってしまいました。
幕末から近代にかけてのお話で、最初はどうなるかと思っていましたが、ひとえに、脚本家の大森美香さんの力が大きかったのではないでしょうか。
仰々しくなく、余韻が大きく残るセリフの数々。
ドラマというのは、脚本の良し悪しがとっても重要、ですね。
願わくばこのドラマ、いつものように1年ぶっ続けで放送してもらい、もっと明治から近代にかけての事柄をドラマで描いてほしかったです。
いだてんは47回、麒麟は44回でしたが、青天は41回だけなんです。あと6回もあったら、、、。
ドラマの始まる前は、栄一の明治の頃のお話なんて、あんまり面白くないんじゃない❓なんて勝手に思っていたのですが、歴史的な大きな出来事と栄一がリンクする事が非常に多く、日本の近代史として、もっと丁寧に描いて欲しかった、と思いました。明治以降は描くことが多すぎて、ホント、駆け足のままで終わってしまった、という印象です。
が、NHKとしては、あまり近代史は描きたくなかったのかな❓
その栄一が亡くなったのは昭和6年。満州事変の勃発した年です。
ここから、昭和20年8月15日まで日本は戦争の時代となっていくわけですが、まさに、栄一の時代は終わったかのような、昭和6年です。印象深いですね。神の采配に、あっぱれ、です。
満州事変の2ヶ月後に亡くなった栄一さん。どう思っていたのでしょうか❓
それにしても、栄一さんの葬儀の様子が映像として残っているとは、、、。一般人で、これほどのお葬式ができた人って、栄一さんの他にいるのでしょうか❓
今後、時代の要所要所に置いて、渋沢栄一さんのような人が現れるのか。再びの神の采配に期待しているところです。
さて来年の大河ドラマ、鎌倉殿の13人、小栗旬さんが主演なのはいいんですが、鎌倉時代って良くわからないんです。
鎌倉時代っていつ❓なんていう状況。というか興味が湧かない、というか、、。
昔は逗子の海に良く出かけていたのですが、鎌倉なんてほとんど興味が湧きませんでした。
鶴岡八幡宮も、修学旅行で行ったからいいや、ということで、殆ど行ったこともありません。北条政子という人も、あまり良く思えない。
という事で、鎌倉時代の有名人にも殆ど興味が湧かず、、、。暗い時代、のような印象しか持てていません。
これもひとえに、朝廷を蔑ろにした時代だからでしょうか❓
清盛さんの後には、後醍醐天皇しか出てこない‼️
でも、脚本が三谷幸喜さんだから見てみようかな。
三谷さん、こういう時代でも、鎌倉幕府は滅びても、朝廷は生き残ったふうに描いてくれてもいいかもしれません。どうして、朝廷は生き残れて今日まで続いているんでしょうね。武士は完全に滅びてしまったのに。
それにしても、平清盛が松平健さんとは❗️マツケンサンバの流れですか❓
同じマツケンでも、松山ケンイチさん、カムバック、でも良かったかも。
ついでに、この時代の歴史は中学校2年生で勉強するのだそう。歴史の勉強をし直さなくては。
特に、北条義時って何した人だっけ❓