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COVID-19 イベルメクチンは特効薬ではない、と思いますが、。

2021-08-12 01:04:00 | コロナウイルス
長尾和弘さんという医師が、バイキングでコロナの治療について話したらしい。




その中で気になったのが、

イベルメクチンは特効薬

という表現。
イベルメクチンって、コロナの特効薬っていつからなったの❓と疑問に思いました。そんな事、言われてましたっけ❓

実は私も、実際に臨床の場でイベルメクチンを投与されている医師がいるという事を初めて知って、その時はイベルメクチンという安い既存の薬があるんだったらそれを軽症者に使えばいいのでは、と思っていたのですが、またブログにも書いた事もありましたが、その後に色々調べてみたところ、大量の薬が必要になることから、現実的ではないということで認可されていないようですし、臨床の場では使用しないようにとも言われているようです。普通の量では、効果がないという事ですね。肝機能障害も起こしやすいと、言われています。
また、イベルメクチンについての論文自体に間違いがある、ということで取り下げられたようです。

そういうことになってるのに、いったいいつから特効薬となったのか❓この、特効薬、という言葉に非常に違和感を感じてしまいました。
長尾先生のところでは、一回あたり、どのくらいの量のイベルメクチンを患者さんに投与しているのでしょうか❓
効果あるなら、そういう具体的な事などについての発表はないのでしょうか❓

なぜこのイベルメクチンが使用できないのか、仲田先生がきちんと説明されています。



長尾先生は仲田先生への反論はあるでしょうか❓

しかし、バイキング、という番組で発言した、というか、この番組の出演を承諾したという時点で、長尾和弘さんという医師はちょっと信用できない感じです。
バイキング、ねえ、という感じ。

効果あるなら効果のある状態を、論文なりで発表しないと、医学会では認定されないのではないでしょうか。

興味を引く言葉で大衆を惑わすようなことは、プロはすべきではないと思います。