たまたま見たWOWOWドラマ「しんがり」。
結構面白く、毎週日曜日が楽しみになりました。WOWOWオンデマンドでも配信してくれるので見逃しても安心!
9月は地上波番組改編の時期で、全然見るべき番組がありません。
で、たまたま回したチャンネルでこのドラマを放送していました。
この「しんがり」、あの山一証券の倒産というか自主廃業直前からいわゆる戦後処理に関わった人たちの事を描いています。
山一が自主廃業したのは1997年の事。
当時の私は、さすがにこのニュースの事は知っていましたが、だからなんなの、という状況でした。というのも、経済の事なんてトンと興味もなく、株なんてとんでもないという状況だったからです。ですからこのニュースは聞き流し。あ、そう、という状態だったので、山一自主廃業に至までの道のりなんて、全く興味もありませんでした。
現在、ドラマは第三話まで放送終了。
この三話までを見る限り、私にとっては新しい発見の連続なので、まるでサスペンスドラマを見ているようです。なまじっか、「土曜サスペンス」劇場よりも面白い!と言っては語弊がありますが。。。
こんな事が実際あったとは。信じられない思いです。
主演は、最近の映画「天空の蜂」で話題になっている江口洋介さん。相変わらず、大声でしゃべりまくるシーンが多いですが、「天空の蜂」よりもこちらのドラマの演技のほうがいいんじゃないの?という印象。
一体、会社は何をしていたのか--上層部が一体何をしていたのか、全く知らされていない社員。その事実を暴こうとすると同時に社員を守ろうとする、一社員の悲哀ととてつもない苦悩を良く現していると思います。
もし、私だったらどうしたか。やはり、沈みかけている舟からはいち早く逃げ出すんではないかな、と思います。
この話、原作本があるという事。
その原作も読んでみたいと思っているところです。が、まずはテレビでの進行。
今後、どのような事実が暴かれていくのか、またどのような最後を迎えるのか、江口さん演じる梶井はどういう役割を担っていくのか、非常に面白そう🍎🍎🍎