ジェイク・ギレンホール!!
(スウェーデン語風に読むと、もっと違う発音みたいですが。。)
とヒュー・ジャックマンの演技がぶつかり合う映画です。
じっくり見る必要あり。
ジェイク・ギレンホールはOctoberSky(遠い空のむこうに)から好きな俳優さんの一人です。
今回、タトゥーびっちり、少年院に6年もいた、でも今はディテクティブ(刑事)という役柄なんですが、どう見ても育ちの良いおぼっちゃま風にしか見えないジェイクなので、とてもそんな過酷な過去を持った刑事だとは想像出来ません。
刑事役としては、「エンド・オブ・ウォッチ」の方がぴったり役にはまっている感じがしましたが、今回はかなり抑えた演技です。が、じわじわと犯人を捜し求める様子を良く現していると思います。
かたやヒュー・ジャックマンは敬虔なクリスチャンで子供が突然いなくなった父親役を演じていますが、ちょっとテンション高過ぎかな、と思いましたが、突然の悲劇にどうしようもなくなる父親の気持ちを良く現していると思いました。
映画の最初の部分の画像やセリフなどに、後半に繋がる重要なヒントがいくつもあるんですね。
最初は良くわかりませんでしたが、2度目に見たときに、あ、なるほどと思いました。
ま、こういう手法はサスペンスには定番ですが、後半になって、なるほど、あれがこうつながるのか、とわかるとすっきりしますね。
その一番の鍵は車ですね。
何回か画面に出来ましたが、玄関先の庭に、どうして壊れた車が置いてあるんだろう、と最初からとっても不思議だったんですが、そこが「場所」だったんですね。
まさか犯人があの人だとは、という展開。
そして結末です。
この結末にはちょっと消化不良になるかもしれません。その後どうなるんでしょうか??
見る人に寄って、違う印象が残りそうな結末です。
という事で評価は
🍎🍎🍎
です。
さて、ジェイクが演じた、タトゥーばりばり、少年院帰りのロキ刑事ですが、仕事にはとっても熱心。仕事しかないみたいな感じです。このため、私生活ってどうなっているのか興味が湧きます。
中華料理のテイクアウトのようなところで、一人寂しく食事をしているシーンから始まるのですが、という事は独身みたいです。その彼が少年院を出てからどうして刑事になったのか、次回はこのロキ刑事の私生活を描いた映画も見てみたいと思いました。
映画「プリズナーズ」予告編