9月12日(土) 踏み込みと面付け鬼ごっこ

2009年11月19日 | 練習日記
 今回の一般部の練習では、組手の突込みに向けた踏み込みの練習を、かなりの回数行った。その結果、私は大分踵が痛くなった。
 この練習は以前にも触れたが、一歩踏み出して膝上げの練習を、必ずしてから行うようにしている。そうすると蹴技にせよ突技にせよ、どちらも力強い踏み込みをもって突込むことができる。
 技を出す者はついつい、蹴る足や突く拳のことばかり考えて、突っ込む勢いの力を考えない。一歩踏み出しての膝上げの練習は、勢いが技を引っ張る感触がある。組手では相手に体を運ぶための、運足の実力が要求される。
 他の練習として、面を着けた状態に慣れるために、面を着けて鬼ごっこを行ってみた。感想として、視界が普段より狭まることで見づらくなることが、大きな変化であった。
 この見づらいというのは2種類あり、一つ目は相手の技や動きが見づらいということである。自分が突込んで相手に避けられた時などは、相手の位置が視界から消えて把握できなくなる。よってその後の対処の練習が必要であると思った。
 二つ目は自分の技も見づらいことである。下段払いはほとんど視界に入らないに等しく、突技も当たらないとよくわからない。そのため技の修練度が高くないと、相手の技を受けたり当てることが難しい。
 結論として言えることは、面を着けた状態では、目をつぶってでも技を当てられる正確さが要求される、ということである。