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社団法人 障害者武道協会 

福祉先進国のスェーデンでは、武道を活用し医療、福祉等に貢献しています。本会は、研究と人材育成、自立支援が目的です。

第2回視覚障害者全国学生柔道大会スポンサーを募集します。

2009-05-28 11:49:55 | 視覚障害者柔道
日本視覚障害者柔道連盟へのご協力誠にありがとうございます。
第2回の学生全国大会は、皆様のご協力を頂戴し、日本点字創始者である石川倉次の出身地である「浜松市」での開催が現実のものとなりました。
これもひとえに皆様方のご協力の賜物とNPO法人日本視覚障害者柔道連盟(以後「視柔連」)に代わり厚く御礼申し上げます。
今年は石川倉次生誕150年の記念すべき年です。
この節目の年に、浜松で開催されるということに不思議なご縁を感じております。
 是非とも、皆様のお仲間にお声掛けいただき、本大会へのご協力と視柔連の年間活動のご協力をしていただきたくお願い申し上げます。 (右Click!)
 
                              小林正季

           連盟との打ち合わせについて

一瀬先生と視柔連の柿谷専務理事が連絡を取り合いまして、挨拶と打ち合わせは、6月13日(土)の13時ということに内定しているそうです。
連盟の一人がまだ調整できず、最終決定ではありませんが進捗状況としてご報告しておきます。
 出席者は視柔連より、遠藤義安 伊藤孝行 佐藤雅也 鳥居美映子 柿谷清(敬称略)
 静岡県柔道協会長をはじめ実行委員会の皆様
 神取忍事務所より、川嶋公設秘書 小林正季(元公設秘書)
 連盟からの参加者が最終的に決定した段階で、連盟より一瀬先生に連絡し詳細について打ち合わせすることになっているそうです。

 それでは、引き続きよろしくお願い申し上げます。

                       元神取忍事務所 小林正季



第二回全国視覚障害者学生柔道大会「浜松・静岡」打ち合わせ日程と概要報告

2009-05-15 08:41:42 | 視覚障害者柔道
                     報告書作成者 小林正季
           《日 程》
平成21年5月12日(火曜日)
14:00~15:15 浜松市役所 大会準備打ち合わせ
~静岡市へ移動~
16:45~17:00 静岡県柔道整復師会 ご挨拶とご協力依頼
17:10~18:00 静岡県柔道協会 ご挨拶と主管ご了承のお礼
 (於:ホテルセンチュリー静岡)
18:30~   大会実行委員会 最終打ち合わせ (静岡駅ビル内)
      概要報告
14:00~15:15 『第2回視覚障害者全国学生柔道選手権大会 準備打合会』

浜松市役所(〒430-8652 浜松市中区元城町103番地の2)にて開催。
 主催団体である日本視覚障害者柔道連盟から委託された大会開催における支援内容を、神取忍(参議院議員)、小林正季(元公設秘書)、川嶋令子(公設秘書)より、浜松市の実行委員会の皆様にご説明をした。

参加者(敬称略)
主催者側  神取忍(参議院議員) 小林正季(元公設秘書) 川嶋令子(公設秘書)
      亀井隆平(三洋電機株式会社 特命課長)
実行委員会側  花井和夫(浜松市議会議員 浜松実行委員会 委員長)
大橋千秋(世界拳法会連盟 会長・静岡県CC緑化協会 理事長)
        花嶋秀樹(浜松市 副市長)
        一瀬 誠(浜北柔道協会 理事長)
        溝口紀子(静岡文化芸術大学 准教授)
        坂本竜彦(塩谷立文部科学大臣 秘書)
        柳川樹一郎(浜松市議会議員 浜松剣道連盟会長)
        小畑邦夫(小畑興業株式会社 取締役社長)
        高橋一郎(合気道 鳴鶴会)
        大橋正康(浜松拳法会住吉支部 支部長)
        富田 亙(浜松拳法会)
                     ※参考立会い
山脇一休(浜松ソーラーバイクレース2009 大会実行委員長)
日本視覚障害者柔道連盟(以後、「連盟」と表現します) 柿谷理事長からの依頼を小林正季より報告。
1) スケジュール(当日、合宿)
平成21年8月8日(土) 大会当日「浜松市浜北総合体育館 グリーンアリーナ」
9~10日 合宿  「浜松武道場」   
※宿泊先候補「浜松サゴーイン」 障害者に比較的優しい宿泊施設として提案された。
2)静岡県柔道関係者の支援内容について。
  大会役員および競技役員選出のお願い(一瀬先生を窓口として県柔道協会と調整を頂く)
 3)一般人の支援内容について。
  飲食のお世話役10名程度(合気道・拳法会により手配)
浜松駅からの移動をサポート5名程度(浜松市内の高校に依頼中 マイクロバス手配等)
 4)観客動員手法について。
テレビ局などのメディアへのリリース、浜松市広報誌掲載、インターネットでの告知。
ポスター・チラシなどを制作した場合、積極的に配布と掲示。
一瀬先生により浜松市内の小・中学校を一校一校回っていただいている。
町道場への働きがけなど積極的な観客動員へのご協力を快諾して頂いた。
 5)会場設営について
会場で使用する縦横看板について (地元業者「伊藤千明氏」に依頼)
その他準備は、日本視覚障害者柔道連盟から数名の役員が、前日入りして準備にあたる。
6) アトラクションについて
連盟からは試合終了後にやっていただけたら有難いとの事。
(6/12 出場選手人数が決定したところで、実行委員会から連盟に提案)
 ★アトラクション案---大橋千秋氏より★
○障害者武道講習会  ○イベント(子供達vs有名武道家など)・サイン会 
○その他著名人の参加 など
7) 今後の連盟からのご挨拶と打ち合わせ
  選手・役員の参加申し込み締め切りである6/12以降に具体的打ち合わせをしたいとの意向を伝える。

神取忍からご挨拶
 ○本大会の地元浜松実行委員会のご協力に関して感謝の意を語り、大会成功への抱負を述べる。
 ○障害者スポーツへの理解をより理解を深めてほしい。
 ○塩谷立文部科学大臣のお膝元であるので是非協力をお願いしたい、など。

参加者皆様からのご意見
 ○「このような大きな大会を浜松に迎えることが出来たことは大変感謝している」と、開催について歓迎の意が語られた。(花嶋副市長はじめ、浜松実行委員会全員より)
○浜松は、「点字発祥の地」として、人に優しい慈愛の街である。本大会の目的の中にこうした主旨を取り入れていただきたい。また、慈愛の街であるこの浜松で「パラリンピック」が開催されるような体制づくりを本大会成功から進めていきたい。(亀井氏・柳川氏などからのご意見)
○救護という立場より「柔道整復師会」「友愛道場」などに支援団体として名を連ねてもらったら如何か。(国士舘大学中島教授のご意見を大橋千秋氏が代弁)
 ○障害者関係の様々なNPO法人が浜松にはあるので、声をかけ参加・協力を要請する。(高橋一郎氏)

その他

~静岡市へ移動~

16:45~17:00 『静岡県柔道整復師会 ご挨拶とご協力依頼』
        (於 静岡市葵区西門町2-12 接骨会館)

《参加者》敬称略
主催者側  神取忍(参議院議員) 小林正季(元公設秘書) 川嶋令子(公設秘書)
      亀井隆平(三洋電機株式会社 特命課長)
実行委員会側  花井和夫(浜松市議会議員 浜松実行委員会 委員長)
大橋千秋(世界拳法会連盟 会長・静岡県CC緑化協会 理事長)
静岡県柔道整復師会  
      永田官久(会長) 鈴木努(副会長) 石谷寅次郎(副会長)

 本大会への支援団体(特に救護協力・後援)としての依頼。
理事会が近日開かれるため、議案に載せる約束をしていただいた。
 相対的には非常に歓迎して頂いたことは大変光栄であった。


17:10~18:00 『静岡県柔道協会 ご挨拶と主管ご了承のお礼』 
(於:ホテルセンチュリー静岡 静岡市駿河区南町18-1)

《参加者》敬称略
主催者側  神取忍(参議院議員) 小林正季(元公設秘書) 川嶋令子(公設秘書)
      亀井隆平(三洋電機株式会社 特命課長)
実行委員会側  花井和夫(浜松市議会議員 浜松実行委員会 委員長)
大橋千秋(世界拳法会連盟 会長・静岡県CC緑化協会 理事長)
静岡県柔道協会  
      野田昭一(理事長)  佐々木秀男(事務局長)

                ※参考立会い 三浦昭彦(静岡県バスケットボール協会理事)

 ご挨拶と主管の了承に対するお礼。
 「意は通じているので、わざわざ静岡まで挨拶はご無用ですよ」との温かいお言葉を頂戴し、大会への全面協力をお約束いただいた。
 合宿での稽古相手に、『産業大学柔道部』などに依頼を示唆していただき、大会役員や協力体制の詳細は、一瀬先生と調整するとのお話を頂戴した。
 また、静岡市清水区の中学校において部活動の柔道が皆無ということから、今後一層の武道の普及についての意見交換を行った。


18:30~ 『大会実行委員会 最終打ち合わせ』  (於 静岡駅ビル内)

 《参加者》敬称略
主催者側  小林正季(元公設秘書) 亀井隆平(三洋電機株式会社 特命課長)
実行委員会側  花井和夫(浜松市議会議員 浜松実行委員会 委員長)
大橋千秋(世界拳法会連盟 会長・静岡県CC緑化協会 理事長)
参考立会い 三浦昭彦(静岡県バスケットボール協会理事)
      山本照男(清水スポーツクラブ 代表)  

 アトラクションについて具体的な提案をまとめた。
特に、浜松市立高等学校「ブラスバンド部」「なぎなた部」「マーチングバンド部」「コーラス部」などへの協力依頼で大会を華やかにしたいとの意見が出た。(協力依頼は、小林より打診完了)
また国歌斉唱などで、プロの男性コーラスグループ『VOXRAY』の出演等の意見が出た。
子供達と、有名武道家(神取忍・大橋千秋・中島たけしなど---敬称略)との対決、障害者武道の講習会、子供達の和太鼓など様々な提案を確認し、今後連盟と調整していくことでまとまった。

 文部科学大臣杯・神取忍杯などの賞を作ったらどうかなど大会を盛り上げる上での、様々な意見が飛び交った。

 また、静岡県バスケットボール協会関係者などとの意見交換から、今後の幅広い活動を視野に入れて、他の競技との相乗効果など意見交換から静岡市のスポーツ関係者との親睦を深めた。

 以上、今後はより具体的に日本視覚障害者柔道連盟との打ち合わせを進め、本大会の成功を参加者全員で誓った。

                       報告書作成者 小林正季

参考資料 加筆書類

第2回全国視覚障害者学生柔道大会 大会要綱

目  的  視覚障害者学生による柔道の普及、発展を図り、もって視覚障害者の人間形成に資することを目的とする。
主  催  特定非営利活動法人 日本視覚障害者柔道連盟
主  管  静岡県柔道協会  
協  力  浜北柔道連盟    全国視覚障害者学生柔道大会「浜松実行委員会」
後  援  財団法人全日本柔道連盟 全国盲学校校長会 全国盲学校体育連盟 
      中国四国地区盲学校体育連盟 社会福祉法人日本盲人会連合
      浜松市 静岡県柔道整復師会(案) 社団法人障害者武道協会(案)
      NPO法人国連支援交流協会『メディカル市民フォーラム(MFGC)』(案)  
協  賛  三井住友海上きらめき生命保険株式会社(予定) 株式会社オネスト(予定)
      トランスコスモス株式会社(予定) 株式会社Jストリーム(予定)
      ※浜松のご協賛企業を募集しました。   
期 日  平成21年8月8日(土)13:00~17:00
会 場  浜松市浜北総合体育館 グリーンアリーナ
         住所: 〒434-0041浜北市平口5042-133 電話: 053-585-1222
参加資格  盲学校中学部・高等部在籍者または,中学校,高等学校,大学等に在籍する学生生徒で視覚障害のあるもの
日 程  1.受付       12:30~13:00
      2.計量・柔道衣検査  13:00~13:30
      3.審判打合せ 13:30~13:50
      4.開会式 14:00~14:10
      5.試合 個人戦 14:15~17:00
      6.閉会式 17:00~17:10
実施種目   ※6月12日の出場選手確定後に種目を決定
          体重別個人戦  男子: 60・66・73・81・90・100・100㎏超級
          女子: 48・52・57・63・70・70㎏超級

    第2回育成選手強化合宿実施要項(合宿)

期 日   平成21年8月9日(日) 9:00~12:00 礼法・立ち技の基本動作・応用動作
                  14:00~17:00 寝技の基本動作・応用動作
          8月10日(月) 9:00~12:00 トレーニングの基本動作・打込み・総合練習
                   12:00~12:15 反省・解散
会 場  浜松武道館
        〒432-8045 浜松市中区西浅田2-3-1   電話:053-456-0314
宿  舎  浜松サゴーイン
        〒432-8033 浜松市中区海老塚2-3-1   電話:053-456-3511
以上

視覚障害者全国学生柔道 打合会のお知らせ 5月12日14:00~ 浜松市役所

2009-05-08 14:49:49 | 視覚障害者柔道
第2回視覚障害者全国学生柔道選手権大会の準備打合会を5月12日14:00~ 浜松市役所(〒430-8652 浜松市中区元城町103番地の2)で行います。
  打合せ内容
主催者側の連盟に代わり神取忍、小林正希より浜松市の実行委員会への支援範囲の説明。14:00-15:00
 1)スケジュール(当日、合宿)   
 2)静岡県柔道関係者の支援内容について。  
 3)一般人の支援内容について。  
 4)観客動員手法について。(イベント) 
 5)会場設営について
打合せの後、大会会場(浜北グリーンアリーナ) 静岡県視覚障害者特別支援学校 合宿場所の浜松武道館をまわります。
出席予定 主催者側 神取忍、小林正希(2名)障害者武道協会亀井隆平(柔道)
     浜松実行委員会 花井和夫、花嶋秀樹、一瀬誠(柔道)、小畑くにお(浜北)、高橋一郎(合気道)、大橋千秋(拳法会)、大橋正康(拳法会)、冨田亙(拳法会) 参加者が追加されました:溝口紀子(柔道、静岡芸術大学)  

以上で準備打ち合わせを行います。(敬称略)
 問合せ 第2回視覚障害者全国学生柔道選手権
     大会実工委員会 053-439-0909(NPO法人静岡県CC緑化協会内)
 PS:午前中は、静岡県柔道連盟との打合わせがあり浜松着は、12:00~13:00頃です。



第2回視覚障害全国学生柔道選手権大会 in 浜松 中間状況

2009-04-13 19:00:11 | 視覚障害者柔道
1.浜松市後援・・・現在申請中
2.合宿8/9,10 浜松武道館(柔道場、会議室)予約完了
3.静岡県立浜松視覚特別支援学校打合せ
  現在、実行委員会で随時準備を進めています。応援をお願いいたします。

    神取忍さんは、視覚障害者柔道、パラリンピックを支援しています。以下、ご覧下さい。
  参考VTR1  参考VTR2   参考VTR3   参考VTR4  参考VTR5

全日本拳法会でも「視覚障害者が打撃系武道を楽しめるか?」につき研究しています。 以下、ご覧下さい。
    参考VTR6 内容検討は、国際武道大学の松井完太郎教授にお願いしてあります。   上記問合せ 053-439-0909(NPO法人静岡県CC緑化協会内)

国際視覚障害者スポーツ協会柔道規則

2009-04-13 18:55:44 | 視覚障害者柔道
1.【一般規則】
  この規則をできる限りIJF(国際柔道連盟)の規則に沿ったものとするため、
以下の修正事項以外は、全て、国際柔道連盟の審判規則を厳守する。
  この規則は今後、IBSA、又は国際柔道連盟の催す国際セミナーで改定される
ことがある。
2.【試合参加資格】
   IBSA(国際視覚障害者スポーツ協会)によるクラス分けの等級
   A.B1:両眼とも光覚まで。ただし、如何なる距離または方角からも、手の
形は識別不能。
   B.B2:手の形の識別から2/60、または視野狭窄5度未満。
   C.B3:視力2/60から6/60まで、および(又は)視野狭窄5度以上
20度未満。
   全てのクラス分けは、出来る限りの矯正を加えた最も良い眼の状態でなされる
こと。(例えば、コンタクトレンズあるいは矯正レンズを使っている全ての選手は、
試合中それを使うか否かにかかわらず、級別の際は着用しなければならない)
  (注)視覚聴覚障害者であっても、参加資格は得られる。
3.【試合】
   試合は下記の区分で行われる。
   A.個人戦(男子・女子)
  1)パラリンピックおよび世界選手権大会
      (1)各国は、下記の各体重クラス1名の参加者とする。
 
男 子: 女 子:
-60kg     -48kg
-66kg -52kg
-73kg -57kg
-81kg -63kg
-90kg -70kg
-100kg -78kg
+100kg +78kg
(2)試合はB1、B2、及びB3を一緒にしてなされる。
   (3)試合時間は以下の通りである。
    a.男子:5分
    b.女子:5分
   (4)試合と試合の間に10分間、休憩を取ることができる。
  (5)1つの体重別階級の出場者に対し、次の試合規則が適用される。
a.1階級に7名を超える出場者がある場合は、ダブルレパチャージの
敗者復活戦を行う。
b.6名以下の場合はシングルレパチャージをおこなう。
c.4~5名の場合は敗者復活戦はおこなわない。
d.参加者3名以下の場合パラリンピックもしくは世界タイトルは与え
られない。
2)地域選手権大会個人戦
   (1)各国は1つの体重クラス2名の参加者とする。
  (2)試合はB1、B2、及びB3を一緒にしてなされる。
  (3)試合時間は以下の通りである。
     a.男子:5分
     b.女子:5分
  (4)試合と試合の間に10分間、休憩を取ることができる。
(5)1つの体重別階級の出場者に対し、次の試合規則が適用される。
a.1階級を7名超える出場者がある場合は、ダブルレパチャージの敗者復活戦を行なう。
b.6名以下の場合はシングルレパチャージでおこなう。
c.4~5名の場合は敗者復活戦はおこなわない。
d.参加者3名以下の場合には地域タイトルは与えられない。

    3) 国際トーナメント個人戦
   (1)体重別の参加者数は大会側が規定する。
(2)試合時間、試合のやり方はトーナメント方式の規則にのっとる。
   (3)審判員は選手が畳に上がる前に試合時間を伝えなければならない。
   (4)1つの体重別階級の出場者に対し、次の試合規則が適用される。
a.1階級を7名超える出場者がある場合は、ダブルレパチャージの敗
者復活戦をおこなう。
b.6名以下の場合はシングルレパチャージでおこなう。
     c.3~5名の場合は敗者復活戦はおこなわない。
B.団体戦(男子)
     1) 世界及び地域選手権大会
    (1)参加国は次の体重別階級で編成される1チームを参加させることができる。
a.66kgまで
b.73kgまで
c.81kgまで
d.90kgまで
e.90kg超
  (2)参加各国は1つの階級に2名の選手を参加させることができる。
(3)試合に出場するには、チームは少なくとも3階級から構成されなければならない。
  (4)選手は自らの体重より一つ上の階級として出場することができる。し
かし、それぞれの試合が始まる10分前にチームの構成メンバーを提
出し、それに先立って出場の意志を報告しなければならない。
  (5)同じ選手は後の試合では自らの階級に戻ることができる。ひとたび団体戦のメンバー表が提出されれば、その試合中は変更できないが、体重測定記録に記載があれば後の試合では変更できる。
  (6)負傷した場合はIJFのルールに従う。
  (7)最も多くの勝利者を出したチームが勝利する。
   a.同数の勝利者が出た場合は、一番多くの得点をあげたチームの勝ちとする
    b.さらに同点であった場合は、チーム責任者立ち会いの下、3階級選抜し、勝者決定戦をおこう。3階級を選ぶにあたっては出場者がいない階級は除外される。
  (8)B1、B2、B3は一緒に競技をおこなう。
  (9)この規則にない事態が生じた場合はIJF規則に従う。
  2)国際トーナメント
  (1)大会組織委員会の判断で、各国は1つ以上のチームを派遣することができる。
  (2)この種の大会もIBSA柔道部会とIJF規則の下にある。
  (3)B1、B2、B3は一緒に競技を行なう。
C.団体戦(女子)
  1)世界及び地域選手権大会
  (1)参加国は次の体重別階級で編成される1チームを出場させることができる。
a.52kgまで
b.57kgまで
c.63kgまで
  (2)参加各国は1つの階級に2名の選手を参加させることができる。
(3)試合に出場するには、チームは少なくとも2つの体重階級から構成されなければならない。
  (4)選手は自らの体重より一つ上の階級として出場することができる。しかし、それぞれの試合が始まる10分前にチームの構成メンバーを提出し、それに先立って出場の意志を報告しなければならない。
(5)同じ選手は後の試合では自らの階級に戻ることができる。ひとたび団体戦のメンバー表が提出されれば、その試合中は変更できないが、体重測定記録に記載があれば後の試合では変更できる。
(6)選手が試合中に負傷した場合はIJFのルールに従う。
(7)最も多くの勝利者を出したチームが勝利する。
a.同数の勝利者が出た場合は、一番多くの得点をあげたチームの勝ちとする。
b.さらに同点であった場合は、チーム責任者立ち会いの下、1階級引き抜き、勝者決定戦をおこなう。階級を選ぶにあたっては出場者がいない階級は除外される。
(8)B1、B2、B3は一緒に競技をおこなう。
(9)この規則にない事態が生じた場合はIJF規則に従う。
2)国際トーナメント
  (1)大会組織委員会の判断で、各国は1つ以上のチームを派遣することができる。
  (2)この種の大会もIBSA柔道部会とIJF規則の下にある。
  (3)B1、B2、B3は一緒に競技を行なう。
4.【IJF審判規定に対する付則】
第1条 試合場
 試合場となる畳はIBSA柔道部会の安全ルールに従う。

 試合開始及び終了時の位置を示すために、およそ幅10センチ、長さ50センチの、粘着性の青と白のテープが、試合場内の中央、約100センチ離れた場所につけられる。
 主審の右側に青テープ、左側に白テープがつけられる。
第3 条道衣
 B1の選手は全員、直径7センチの赤い円形マークを両袖の外側につける。円形の中央は肩から約15センチのところに来るようにする。これは競技役員がこの特別状況にあった規則を適用するためである。
 選手が視覚聴覚障害者の場合、直径7センチの青の小さな円形マークを柔道衣の背中、ゼッケンの右上につける。これは競技役員がこの特別状況にあった規則を適用するためである。
第6条 主審の位置と義務
 試合場を管理する上で、主審と副審は畳の表面がIBSA柔道部会の安全規則にのっとっていることを確認する。
第7条 副審の位置と義務
 両副審は両選手を畳の縁から試合場内の決められた場所に誘導し、2人を向かい合わせる。副審は所定の位置に戻る。
 試合が終わり、主審が勝者を宣言し、両者が礼をし終わった後、両副審は選手を畳の縁に連れていき、そこで大会の係が選手を引き継ぐ。
第8条 合図
 選手に開始位置で座ることを指示する時、主審は手のひらを選手の肩に
置き、軽く押し下げて合図する。
 (第1~5項)主審は判定を行なう度に、選手にどちらがポイントを得たかを伝えるために、従来の合図や用語に加えて「青」「白」と宣告しなければならない。
 視覚聴覚障害者の場合、主審は選手の手のひらに次のように頭文字を書く。
 「効果」の「K」、「有効」の「Y」、「技有」の「W」、「一本」の「I」
  A.ポイントを得た場合:主審は一連の宣告を行い、聴覚障害者の手のひらに頭文字を書き、その手のひらをその選手の胸に向ける。
  B.ポイントが相手側に与えられた場合:主審は一連の宣告を行い、聴覚障害者の手のひらに頭文字を書き、その手のひらを相手側に向ける。
 (第12項)技の判定を取り消す場合は、手のひらに「X」をかく。
 (第14項)勝者の宣言をする場合、従来の方式に加えて「青」「白」と宣告される。
 (第15項)選手に柔道衣を直すよう伝える場合、主審は選手の前腕をつかんで交差させ、何をしなければならないのかわかるようにする。
 (第18項)「消極的であること」を宣告する場合、その合図をした後、「青」「白」と宣告されなければならない。そして主審は当該選手に近づき、腕を伸ばし手のひらを下に向け、人指し指を回し、ペナルティーを宣告する。
 選手が聴覚障害者でもある場合:
   A.ペナルティーが課される場合:主審は一連の宣告をし、選手の手の甲を以下の指で軽くたたく。
     指1本 「指導」1回の場合
     指2本 「指導」2回の場合
     指3本 「指導」3回の場合
     その後、その手のひらをペナルティーが課せられた相手に向ける。
第15条付則 試合開始
 副審が選手を所定の位置に誘導した後、席に戻る。主審が「礼」と言ったら
選手は互いに礼をする。主審は選手の腕を上げさせ自然本体で組ませる。
 聴覚障害者でもある場合、副審は選手の胸を前に倒すことによって最初の礼を助け、席に戻る。主審は「始め」の合図で肩を1回たたく。
 両選手は「始め」の合図があるまで動いてはならない。
注意:「始め」の前に組んだ手の両方もしくは片方をはずすことは絶対にしてはならない。
第17条付則 「待て」の適用
 主審は「待て」を宣告するとき選手を見失わないように注意して常にすぐ近くにいなくてはならない。(必要と判断される場合は)2人を中央の開始線まで誘導し、「組み方」をさせ、再度「始め」を宣告する。
 聴覚障害者でもある場合、主審が「待て」をかける場合、主審は同時に肩を2回軽くたたき、あとは第16条に規定の通りに実施する。
 これは主審が「待て」の合図をする度に繰り返される。
第18条付則 「そのまま」
 聴覚障害者でもある場合、主審は選手の頭をすばやく軽くたたく。
 主審が試合続行の「よし」の合図をする場合は、手で再び頭を軽くたたく。
第19条付則 「それまで」
 主審は「それまで」を宣告した後、選手を開始時の位置まで誘導する。必要に応じて、主審は柔道衣を直させる。(第8条第16項参照)
 主審は選手に対し「青」「白」を宣告して試合結果を示した後、「礼」の合図で互いに礼 をさせる。
 副審は立ち上がって選手を畳の縁まで誘導し、大会の係員と交代する。
 聴覚障害者でもある場合、副審が胸を前に倒し礼を手伝うために選手のそばに行き、その後畳の縁まで誘導する。
第20条付則 「1本」(1ポイント)
 主審は「1本青」もしくは「一本白」と宣告する。
聴覚障害者でもある場合:
  A.主審が得点者の手のひらに「I」と書き、その手のひらを得点者の胸に向ける。
  B.相手側が得点する場合は、一連の宣告をした後に手のひらに頭文字を書き、その手のひらを相手側に向ける。
  C.「押さえ込み技」、「締め技」「関節技」の場合、主審は選手の肩を2回叩き、ポイントを宣言する。
第23条付則 「技有」(1/2ポイント)
 主審は「技あり青」もしくは「技あり白」と宣言する。
 聴覚障害者でもある場合:
 A.主審が得点者の手のひらに「W」と書き、その手のひらを得点者の胸に向ける。
 B.相手側が得点する場合は、一連の宣告をした後に手のひらに頭文字を書き、その手のひらを相手側に向ける。

第24条付則 「有効」(1/4ポイント)
 主審は「有効青」もしくは「有効白」と宣言する。
 聴覚障害者でもある場合:
 A.主審が得点者の手のひらに「Y」と書き、その手のひらを得点者の胸に向ける。
 B.相手側が得点する場合は、一連の宣告をした後に手のひらに頭文字を書き、その手のひらを相手側に向ける。

第25条付則 「効果」(1/8ポイント)
 主審は「効果青」もしくは「効果白」と宣言する。
聴覚障害者でもある場合:
 A.主審が得点者の手のひらに「K」と書き、その手のひらを得点者の胸に向ける。
 B.相手側が得点する場合は、一連の宣告をした後に手のひらに頭文字を書き、その手のひらを相手側に向ける。
第26条付則 「押さえ込み」
 主審は「待て」を合図し、選手を開始時の位置に連れて行く。そして、反則(抑え込みからの得点と同様)を宣告し、「青」または「白」を宣告する。第18条の順序に従って試合を続行する。
 7項-「青」または「白」が宣言され反則が宣告される。

 聴覚障害者でもある場合には、主審は第8条(第17項)の手続きに従う。
 ただし「効果」(1/8ポイント)、「有効」(1/4ポイント)、「技有」(1/2ポイント)宣告時には、主審は「待て」を宣告して時間をとり、選手が開始時の直立姿勢をとれるようにする。そして主審は聴覚障害者の手のひらに得点を書く。
第27条付則 禁止行為と罰則
 主審と副審は、意図と状況、競技の意義、そしてB1の選手を弱視者のB2,B3の選手から保護するために反則をとることができる。
 A.「指導」
   選手が片方の組み手をはなし、選手が3−5秒の間、攻撃をおこなわない場合。
 B. 「注意」
   (第20項)場外はB2及びB3の選手のみ有効。この種の反則は意図的に出た場合に課せられる。
 C. 反則負け
主審が「反則負け青」「反則負け白」を宣言した場合、IJFのルールが適用される。
視覚聴覚障害者の場合、主審は選手の手のひらに「H」と書く。
おわり