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とうとう一児のパパ 愛娘のため今日も頑張る そんな僕の超私的日記

沈みゆく関西国際空港

2006年08月29日 | News
関西国際空港の地盤沈下が予想をはるかに超えるペースである。
最初の予想では開港から50年の2044年で12メートル沈むとの見当
であったが、今年の6月ですでに12.45メートル(平均沈下率)
沈んでしまっている。

しかも関空は埋め立て地であり、建物の重量からも場所によって違う。
17ヶ所ある計測地点では14.91メートル~9.47メートルまでの開きがあり、
このような場所によって沈下が不均一に起こることを「不同沈下」
と言う。

この不同沈下によって影響を受けているのがJR・南海電車関西空港駅と
関空の商業施設エアロプラザを繋ぐ「コンコースブリッジ」である。
なんとこの歩道橋、不同沈下ですでに橋脚6本全てが1.5度ほど傾いており
震度6以上の地震が起きた際は倒壊、損壊する危険性がとても高いのである。

関空では現在でも年10センチほどの沈下が続いており、この橋脚も
年0.03度づつ傾いていくこととなる。これは従来の沈下対策では
対応できていない想定外の事態であり関空では橋脚の対策工事を
9月から始めるようであるが抜本的な対策となるかどうかは?である。
(2006/8/28 読売新聞夕刊参照)

今後具体的に考えていかないと橋脚だけではすまなくなることは目に
見えていることであり、安全性にも欠ける危険な空港となる日は刻一刻
と近づいている・・・。

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