終戦から75周年の今、新たな動きを受けての改訂新版!
父は自らが隊員であった旧日本軍731部隊の罪状をマスコミに告白し、その2年後に世を去った。
父の遺志を受けて、485回にに及ぶ「語り継ぐ活動」を行ってきた著者。
「憲法改正」が声高に叫ばれ、70年間守られてきた平和憲法が脅かされる今、学び取ってほしい戦争の真実を伝える。
第1章 関東軍防疫給水部731部隊員になる
第2章 731の亡霊 私たちは何を学び取るか
第3章 悲劇を繰り返さないために 教育・学校を考える
混声合唱組曲『悪魔の飽食』
混声合唱組曲「悪魔の飽食」(池辺晋一郎指揮)
「許すな憲法破壊!院内集会」-日本学術会議会員任命拒否は憲法違反ー
中国侵略史から学ぶもの
『スパイの妻』黒沢清監督 ヴェネチア銀獅子賞に輝いた最高傑作!
映画『スパイの妻』
第77回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した、黒沢清監督最新作『スパイの妻』。
731部隊が行なった生体実験、細菌戦を世界に訴えようとした勇気ある行動!!
世界は、もう事実を知っているのに、なぜ日本政府は、
きちんと事実を認め、謝罪しない??
PTSDの日本兵と家族の交流館
―医学と人権を考える―
(以下、パネル展の内容)
生物・化学兵器の効果についての報告書(大要)
1969年7月2日(国連:ウ・タント事務総長)
はかり知れぬ国の費用
1、さらに、生物・化学兵器は他の兵器の安価な代用品ではない。これらの兵器の開発、生産、貯蔵によって国の費用は増えることになる。その費用は、もちろん正確に見積もることはできない。それはその国の工業力によるだろう。一部の国はその費用に耐えられるかもしれないが、実験や運搬手段の開発に振り向けなければならない財源を考慮すれば、どうしても耐えることのできない国もあろう。しかも、世界で最も富んだ国でも、費用をどれほどかけようとも、防御態勢を完全に確保することはできないだろう。
1、生物・化学兵器は、その力の規模、持続期間の何れについても、その多様さを予測できないものであり、更に、これらに対する確実な防御措置をとることはできないのであるから、こうした兵器を世界中からなくすことは、どの国の安全をも損なうことにはならないであろう。如何なる生物・化学兵器も、ひとたび戦争で使用されると、同種の、より危険な兵器や、他の大量殺りく兵器の使用という深刻なエスカレーションの危険が出てくるだろう。端的に言えば、生物・化学兵器と、それに対する防御手段の開発は、必ずしもそれに見合う安全保障の利点を伴うことなく、経済的な負担となる。
隠された毒ガス兵器
『従軍日記』 小津安二郎
※30年経過したら、すべての情報を公開せよ!!
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