パネル展「731部隊 戦前・戦後の医学」
医学と人権を考える―
ビキニを忘れない ~岡村啓佐さん~
2020/3/13
2019年_オーストラリア(第103回ピースボート)
投稿者: hibakushaglobal
ビキニ諸島での事件を日本は認めました。しかし、それまでにすでに漁師たちの多くは傷つき亡くなっていました。ご存命の方々は未だに闘病生活で苦しんでいます。
また、原子力の平和利用という名の下で、日本は原子力を国内へ取り入れてきました。その結果、ビキニ事件で持ち込まれた原子力発電所は、地震国日本の海岸を一周するかのように原発が建設され、そして2011年3月11日を迎えました。そして、、、「原子力緊急事態宣言」はまだ発令中で解除されていないのです。
最後に岡村さんは「核と人間は共存できないことを認識すべき。歴史から学び、想像する力、権力による嘘を見破ること、そして自分にできることを意識的にやっていくことが大事」と力強く訴えかけました。そして「核兵器禁止条約が発効されれば、ビキニ水爆実験によるマグロ漁船員だけでなく、周辺国、オーストラリアや世界の核実験による被災者の救済の道が開かれます。」と言って会場の人々を励ましました。
翌日、講演を聞いた参加者たちによるワークショップを行いました。小グループに分かれて、気付いたことや感じた内容を共有し、それを行動として起こすためには何をすべきか話し合う時間を持ちました。「市民の意識を高めるために周りに知らせる」、「勉強会のような集まりに参加する」など、各自ができることを考えてみるよい機会となりました。
また、岡村さんの制作した学習資料DVDを使用して伝えようとする方も沢山いました。
文・写真:ピースボート 鄭銀貞(シルビー)
編集:ピースボート 渡辺里香
隠された毒ガス兵器
小津安二郎も毒ガス部隊だった
『従軍日記』 小津安二郎
森友・加計問題などで公文書改ざん、事実の隠蔽などが問題になっているが、敗戦時の証拠隠滅、文書焼却、事実の隠蔽は、その比ではない!今も
続く歴史改ざん!!
※30年経過したら、すべての情報を公開せよ!!
「公文書管理を考える」(4) 磯田道史・国際日本文化研究センター准教授
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