第3章 生物戦の愚かな第1歩は、日本の731部隊からはじまった
731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会第1回
731部隊と人権ー裁判から考える
731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会第2回
731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会第3回
731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会第4回
731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会第5回
731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会第6回
731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会第7回
731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会第8回
731部隊と100部隊-人獣共通感染症への戦争動員―(お話:小河孝さん)
731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会第9回
731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会第10回
パネル展「731部隊 戦前・戦後の医学」
医学と人権を考える―
(番外編)
『医学者は公害事件で何をしてきたのか』 津田敏秀著
(2014年5月16日第1刷発行)6 繰り返される悲劇
サリドマイド事件
つわり止めや精神安定剤・睡眠薬として使用されたサリドマイドは、1961年ドイツの小児科医レンツにより、上肢が短縮するなどの著明な奇形を胎児に引き起こすことが警告された。しかし、ドイツでのレンツの警告とそれに続く各国での回収にもかかわらず、わが国では回収は全く遅れた。厚生省はレンツのデータを知りながら、「サリドマイド剤の催奇形性に科学的根拠がない」との立場を取った。このため対策は遅れ、有効な回収が大きく遅れた。回収命令も出なかった。製薬会社社長の「出荷停止はするが、販売は続けるように」との指示もあり、結果として回収は2年近く遅れたのである。
小津安二郎も毒ガス部隊だった
森友・加計問題などで公文書改ざん、事実の隠蔽などが問題になっているが、敗戦時の証拠隠滅、文書焼却、事実の隠蔽は、その比ではない!今も
続く歴史改ざん!!
※30年経過したら、すべての情報を公開せよ!!
●今の日本人は、まさかと思うかもしれない。
日本政府は、真摯に過去に向き合い、生物兵器を作ったことを謝罪し、今のこの難局に、立ち向かうべきだ!!
東大医学部を卒業、将来を期待される医学者でありながら、731部隊の恐ろしい体験から、そしてその731部隊に参加したという罪の意識から、戦後医学者の道を捨ててしまった男、秋元寿恵夫
元731部隊員(第十課 血清班班長)秋元寿恵夫の言葉
「もしもバイオテクノロジーが軍事研究の魔の手に捕らえられた時の行き先がどうなるのかの危険性は、「ひょっとしたら人間の知能などを変える」どころか、さらには人類にとって取り返しのつかない害悪をもたらす生物兵器の出現につながっていくかもしれないのである。」
1939年 731部隊 ノモンハン戦争にて細菌戦(チフス菌、コレラ菌、赤痢菌)を行う
*1940年は皇紀2600年(神武が即位して2600年??)東京オリンピックや万博が開催される予定であったが、戦争の為中止!!
1940年 6月4日 731部隊、農安大賚・農安で細菌戦(ペスト菌)を行う
10月 4日 731部隊、衢州で細菌戦(ペスト菌)を行う
10月27日 731部隊、寧波で細菌戦(ペスト菌)を行う
1941年11月4日 731部隊、湖南省常徳で細菌戦(ペスト菌)を行
1942年17月 100部隊は、ハイラルの北約120キロのソ連国境で行なった「三河演習」で鼻疽菌の生存期間を測定、炭疽菌の土壌への浸透力の調査した
8月 731部隊、湖南省江山、常山、衢県、麗水、江西省広信、広豊、玉山で細菌戦(ペスト、コレラ、チフス)を行う
1943年12月 100部隊第2部に細菌戦準備の第6科を設置
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます