細菌戦の系譜!!

2021-10-13 09:03:14 | Weblog

●細菌戦裁判資料集シリーズ・第8集(2002年10月31日)

「731細菌戦裁判・第1審判決特集号」の発行にあたって 

本書第8集は、細菌戦裁判の第1審判決(東京地方裁判所民事第18部)の後、開催された判決報告集会、記者会見、意見交換会等での発言を編集したものです。

 

 

第6部

資料・731部隊細菌戦裁判

第1審判決全文

第5 当裁判所の判断

2 国際慣習法の過去の戦争犯罪行為への遡及適用による損害賠償請求について(争点2)

原告らは、①交戦相手国の行為により損害を受けた個人が当該交戦相手国に対し損害賠償請求権を有すると国際慣習法が現時点で成立しており、さらには、②過去の戦争犯罪行為が人道上決して許されない類のものである場合には、現在の時点から改めてその行為を見つめ直し加害国の責任を問い得るという国際慣習法が現時点で成立していると主張している。

 しかし、前記1の(8)において説示したように、現時点において上記①の国際慣習法が成立していると認めることはできない。したがって、このような国際慣習法が成立していることを前提とする原告らの請求も理由がない。

 
 
 
731部隊員が多く入った国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)や自衛隊などでの生物兵器の開発・研究も行われているのではないか?

     731部隊の行なった細菌戦


 

●日本政府は、731部隊の罪業を、公開せず、秘匿し、戦後全く無反省である!!最高責任者の昭和天皇も戦犯免責された!!

安倍晋三は何でこんな行動がとれるのだ??無反省のまま、ずっと生き延びられるのか??
安倍首相の731戦闘機試乗 「止まらない挑発」の非難

 

           

2013年5月12日、安倍晋三は宮城県東松島市の航空自衛隊基地を訪問して、機体番号が‘731’であるアクロバット飛行団訓練機の操縦席に座りサムズアップして写真に収まった。

           

731部隊全景(中国に於いて人体実験を繰り返し、細菌兵器を開発し、中国各地で細菌戦を行なった。)
旧満洲第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求めます!

731部隊新発見公文書の中身とは 細菌研究を明記

 

 

 

 

 日本の中国東北侵略から90年

●『1931 満州鞍山守備兵 斉藤準太郎の日記』

 

 

「1931」斉藤準太郎の日記

 

二月十五日
大連の港・・・これが私には一番意義深く思われた。異国?二頭立ての馬車にも、鐘の音に大陸的情緒を忍ぶ汽車の声 未だ見ぬ奉天に憧れたり 安東の鴨緑江の水に引き付けられたりして暮らした一ヵ年が過ぎた。
内地の不景気を知らぬ気に 呑気に暮らす軍隊生活の中にも決して私は忘れはしない。
 
主人が私を待っていてくれることを 私が独り身なら在満して思うように満州を飛び回るのにと時々思うことがある。白い鳥に驚いたり支那農家の生活を見て珍しがったりしたのは去年の事 国に帰るべき所の私には、何よりも百年の計が考えられなければならない。
 
軍隊生活を志願する人もあるし、遠い満州まで死に来るような不幸な人がある。「玄界灘で死ぬのも高粱畑で死ぬのも同じこと 決して決して死を恐れてはならない」と中隊長はよく云われる。然し私には大きな責任があるのだ。御主人の家で待っている。母が兄が・・・私を待っている。
私は幸福だ・・・軍隊生活二年目に初めて知った様な らしくない様な。
 
 
軍都広島での物語

大江健三郎著

「ヒロシマノート」岩波新書(1965年発行)

 挿絵カット 丸木位里・赤松俊子『ピカドン』(1950年86日ポツダム書店発行)より

 

Ⅶ 広島へのさまざまな旅


 
金井論説委員の提案を受けた談話会は、昨年10月、『日本国政府に対する要請』及び『日本国民に訴える』という2種の文章を発表した。それは1965年という国勢調査の年にあたっての、原水爆被災者の国勢調査という力点を明確にし、被爆者のプライバシーの問題や、琉球民政府をはじめとする国際的な拡がりにまで言及して、金井提案をおしすすめ発展させているものである。今、広島の外から広島を見つめている我々に必要なのは、この原水爆被災白書の運動に、我々自身を参加させることである。金井氏の言葉を用いれば、≪被爆者たちの人間的な呻き≫の側に立ち、≪被爆者の同志≫となることである。
 
 
 
 
 
 
 

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