天使の言い分:3

日常のつぶやきを書き留めました。
でもツイッターではない。

ウチの子:1

2016-05-07 12:39:02 | ワンコの話し
先月末に、手術を受けました。

手術前の検査で、
「もし、肺に転移していたら、その時は切りません」
そう先生に言われて、
改めて“血管周皮腫”が癌なんだと再確認しました。

転移は見られず、無事に手術です。

前日の22時から絶食のウチの子は、
腹ペコのはずだけど、緊張でそれどころではありません。

午前10時にウチの子を預けて、
お迎えは16時です。

足も切断せずに済みそうなので、
ストレスを考えると、
入院せずに帰宅する予定です。

何も出来ない私は、先生に向かって、
「どうか、どうかよろしくお願いします」と、
深々と頭を下げるだけでした。

不覚にも涙がこぼれそうになりましたが、
ここで泣いたら悪い事が起りそうな気がして、
全て終わるまでは泣くまい、と決めました。

お迎えまでの時間は、
心ここに在らず…
長い長い時間でした。

16時に迎えに行くと、
フラフラになりながらも、
自分の足で歩いて来ました。

手術は無事成功しました。

この病気は、転移よりも再発しやすい病気なので、
健康な組織も多めに切除しなければならないそうです。

なので、肘の下の筋膜まで抉り取りました。

また、皮が弛んでいない肘の腫瘍を、
直径8センチくらい、丸ごと抉り取るので、
縫合すると皮がつれてしまいます。

そうすると血流が悪くなるので、
周りの皮膚に“マスクメロン様の切れ目を入れる”と
説明がありました。

何十ヶ所にも切れ目を入れて、
皮膚が突っ張らないようにする処置らしいです。

左手首から肩口までテーピングされて、
どうにもこうにも痛々しいです。

でもウチの子も泣かないし、
私も泣かないと決めたので、
泣かずに頑張りました。

先生は、
「皮膚を切るのは痛い事なんです。
すごく痛いと思うけど、よく頑張っています」
と涙ぐんでいました。
ダメだよ、先生が泣いちゃあ…

抗生物質と痛み止めを貰って帰宅しました。

まだ局所麻酔が効いているので、
体力温存するように寝ています。






手術と処置、お薬代です。












保険きかないから高額だけど、
大切な家族だからね。
よく頑張ってくれたね。

今夜は痛まずに寝てくれといいんだけど…




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする