車対車しか保険は使えないそうで実費修理です。 
メーカーではリアドア、ロッカーパネル交換で４０万オーバーだったみたい。
いくらなんでも高すぎます・・・。
もう一軒は見積りが板金して当社と同じくらいの金額だったそうです。
ちょっくら値引して１２万円（税込で）受注しました。
マツダのドアはプレスラインが反っていて板金が結構難しい。
ロッカーパネルは流石にしっかり伸びているので後は板金パテに頼りまーす。
ドアのプレスラインもしっかり再現しています。 
サービスで気になったリアドア前側の線キズも拾ったので
フロントドアの付属品を外してボカシを入れて３パネル塗装しています。
盆前の１０日に何とか作業が終了し、お渡し出来ました。 
ちょっと懐かしい感じの車でーす。この業界に入ったばかりの修行中の頃
この3兄弟は良く修理しましたねー。
追突されたので相手側の対物保険での修理になります。
パッと見はたいした事無い様にみえますが、中は結構逝くんですよねー。
ホースメントがパックリ折れて、サイドメンバー、フロアーパネルも
折れていました・・・。
先に車を簡易的に固定して粗引出しながらトランクの閉まりや
フェンダーとの隙を大体合わせてからバックパネルを外します。
引出してもサイドメンバーの折れが修正出来ない所は
切開して板金、溶接して下地処理、メンバー中には防錆剤を塗布します。
バックパネルの溶接部位の色を剥したら、ジンク系の防錆塗料を吹き付けてから
仮にバイスプライヤーで固定して取付て行きます。
部品を取付け、トランクの閉まりや部品との隙を合わせたら
一気に溶接をしていきます。
この段階で下回りと、インナーにシーリングを塗布して
インナー、下回りの塗装は先に済ましておきます。
新品バンパーのスポイラー穴あけとマフラー部のカット作業。
スポイラーは既に生産停止なので割れていますが修理をします。
スポイラーの両面テープが石みたいに硬くなっているので
特殊な溶液を使用しても両面テープが柔らかくならず
テープを綺麗に剥すだけで３時間弱掛掛かってしまった。
今回は古い車なので新車みたいな現状回復の塗装はしないで
インナーやフロアーも耐久性重視でしっかり色とクリアーを塗装しました。
社員が長期休んでいるのも有り、通常より少し時間が掛かってしまいましたが
綺麗に修理が出来ました。 
バンパーの変形と擦り傷修理です。
傷は大きくないんですが、一番下のフィンみたいな場所なので
奥行きが有り塗装とマスキングが難しー所です。
作業が難しいので予定変更、バンパー外しちゃいました。
塗装ブースの中は４０℃の世界！
ヘアーバンドしても顔から滝の様な汗が流れ出てきます。
この時期の塗装は地獄だねー。 
