昨日、やっとジジ様の貸金庫と口座の解約手続きに行ったのですが・・・
窓口へ行って、書類を出して、相続人の印鑑証明をみた時、
とんでもないことに気がつきました。
なんと、オニイサマの印鑑証明と、書類の押してある印鑑が違う!
マジッすか
ありえん
すみません・・・印鑑、違うのを押している人が・・・
仕方なく書類をもう一度頂いて、また1からやり直し・・・
ったく、バカじゃん?
ちなみに、金庫の中身は大したものは入っていませんでしたが、
すでにジジ様がなくなる前に撤収してありました。
だから空っぽのままで半年、おいてありました。
貸金庫賃貸料が引き落とし出来なくなったら、
自動的に貸金庫の権利も消滅するから、
ほっておいたらと、連れ合いさんは言いましたが、
賃貸料が引き落としできず、また何度も電話が掛かるのもうざいかと。
(うちの電話が鳴るんじゃないから、ほっておけばいいのですが・・・)
もともと、口座は普段の生活に必要な金額しか入金していませんでしたし、
なくなった後の、公共料金の引き落としや、還付金等の入金など、
総ての出し入れが終了した時点には
本当にわずかな金額しか残っていませんでした。
ジジ様は、数年前から、
自分のいなくなったあとの面倒なことを出来るだけ減らすために、
なけなしの貯金は総て現金化して、金庫に入れていたのです。
で、大腸がんを患ったときに、自分の貸金庫に入れていた、
ジジ様の現金も、私が借りていた貸金庫に
移させました。
私は、届け出ない限り、口座や金庫が凍結されないことは知っていましたので、
そうする必要はないと思っていましたが、
納得していないジジ様は、私を金庫に連れて行き、
重要そうなものを全部、私の借りた貸金庫へ移させました。
昔は、死亡届を提出したら、金融関係にも連絡が行って、
入院費用や、葬式費用が出せなくなるとそんなことを言っていたそうですから、
心配だったのでしょう。
でも、なんと云う、おばかな方たちでしょうかしらね。
多分実印を押してもらいに云った先週の土曜日、
オニイサマ、ムスコと何か大ゲンカをなさっていたので、
それでお間違えになられたのかと・・・
ちゃんと確認して押さんかい!
5月にジジ様のゆうちょの簡易保険の死亡保険金の受け取りの時には、
ちゃんと印鑑登録の印鑑を押していたはずです。
その時に、オニイサマの実印は、ジジ様のところで使っている、
認めと同じような類のものだったので、
なんという、いい加減な人かしらと思ったのです。
私も初めて、実印を作りました。
自分の名前が平仮名なら、実印も平仮名をベースにしないといけないなど
知りませんでしたので、名前と同じ音の漢字で作ったのですが、
印鑑登録出来ませんでした。
その立派な印鑑は、もう少しして、業界チームから引退した時に、
自分の銀行印として使おうと思っています。
せっかく作った立派なハンコ、つかってやらんと勿体無いです。
さかのぼった戸籍謄本は受理してもらって、センターに送ってチェックするそうです。
1週間くらい掛かるので、書き直した申請書類は、
謄本のチェックが終わったらお知らせしますので、その時にお持ちくださいとのこと。
表向きには、正式な遺言もなかったし、金庫も中身は空です、
残金もアハハ・・・
な金額なので、
担当者も気楽かな・・・
ステイへ行って、帰るときに必ず云うのが、
「おかあさん(オネエサマのこと)は退職して毎日家でなにしてるん?」
田舎のおうちで悠々自適の生活してはるみたいとお答えしますと、
やっとこの頃、あそこの家にはいないというのを認識してきたみたいで、
「ほんまにオカシナ人やねぇ、そんなに自由気まましたいなら分かれたらエエのに・・・」
「じゃぁ、ご飯やら子供たちの世話は、○×がしてるんか?」
「かわいそうに、へんなヒト、嫁にもろたもんじゃ!」
「別に会いに来てもらわんでもいいし、会いたくもないけど、
お姑さんが病院におったら(自分は入院してると思ってる)、
たまにはどうですかとお菓子の一つも持って様子を見に来るもんやと思うけど」
「一度あっちのお姉さんところへ電話してやろうかしら」
(お好きになさってくださいませ、言うたところでどうなるもんちゃうし・・・)
そうなんです。
オネエサマ、本来なら、一日おきに様子を見にこられても罰当たりませんで。
あなたが退職されて、お家で過ごしてくださって、
ちょっと気を付けて下さったら、ババ様も自分の家でしたいように過ごせて、
無駄な出費もなくなりますし、なにより、ババ様の精神衛生に非常によろしいかと
思うのですが、
そんなこと、あのお方の頭の中には、小指の先どころか、
ほんのひとかけらも存在しないようです。
2週間に1度くらいの割合で、こちらのおうちにはいらっしゃっているようですが、
ステイに寄られている形跡はまったくありません。
文句を云ってまた余計なストレスを溜め込むのもいやなので、
余程のことがない限り、出来ることをやって過ごしていくしかないと思っています。
本当に、あそこまでお気楽になってみたいものですねぇ・・・