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【ピンポイントすぎる気がする】しかし気にSHINAI【オチは無いよ】

2016年03月01日 22時40分14秒 | れっつDIY
 つーわけで、以前レビューカテで取り上げたM&HマツシマのICウィンカーの取りつけについて。
 おそらく他メーカーでも基本構成は同じだと思うので、知ってて無駄にはなりますまい。

 LEDウィンカーに興味の無い人「……わかんないよ?」
 俺「いいじゃん別に」
 
 それをわかる様にするのがこの記事さ!

 サムネでおわかりになると思いますが、マツシマのリレーは赤と青のギボシ端子、黒の鍬形端子で出来ており、カプラーは使っていません。
 カプラーが無いという点に関しては配線の本数や配線の色は違うかもしれませんが、ほとんどのメーカーのICリレーで同じだと思います。カプラーを使うとメーカー専用設計にせざるを得ないので。

 逆に言えば、変換ハーネスはそっちで勝手に作れやゴルァということですね。

 ということで、この記事はマツシマのICリレーを使うことを前提に、どうやって取りつけるのかを説明していきます。明らかにさっきのコメント欄向けだろって? まあいいじゃないですか。誤字を指摘してくださる方は別として、拍手もろくにつかない過疎ブログにコメントくれてる唯一の人ですし。
 なお、俺は最近の二輪車のウィンカーがどんなものか知りません。四輪車の場合も、預かった車に乗ってみた限り、ウィンカーをリレーで制御しているものは少なそうです。
 というのは、先日のコメント欄で書いたとおり、日産のキューブ(Z11)やウィングロード等はリバース信号が入力されるとウィンカーやハザードの音が聞こえなくなります。これはウィンカーの信号出力がリレーではなくコンピューターで制御されているためで、動作音もリレーの機械ノイズではなくスピーカーによって音声出力されているからです。
 最近のムーブやパレットなんかも、ウィンカー動作音が明らかに機械ノイズではないので、信号出力はBCM制御かなにかで行われているのでしょう。
 先日のコメント欄でキューブにリレーによるLEDウィンカー導入は不可能だと書いたのは、交換の対象になる機械式リレーがそもそも存在しないからです。
 実際、キューブ LEDウィンカー等で検索しても抵抗つきのLEDウィンカーしか出てきません。これはつまり、キューブのコンピューターがLEDウィンカーの様な動作電圧が極端に低い電球に対する電圧出力に対応していないことを示唆しています。つまり、LED用のICリレーの様に動作電圧にかかわらず一定の間隔で電圧を出力するタイプのものではないのです。おそらくウィンカー動作時はハイフラッシュを起こしますが、機械式リレーの場合と違ってハザード点燈時は通常動作するのではないかと思います。
 調べてみたところ、スズキはリレー交換によるLEDウィンカー導入が可能な様ですが、ダイハツは不可能な様です。ただスズキもスピーカーで音を鳴らしてる様なので、電圧出力の仕組みが違うだけでリレーそのものはIC式なのかもしれません。
 ダイハツ車は調べた限り、リレー式によるLEDウィンカー導入は不可能な様です。日産同様にリレーが存在しない様ですね。
 トヨタや三菱車がどうかはわかりませんがもし同様にLEDに対応していないとしたら、スズキを除く高年式車はすべてLEDウィンカーの導入による節電は不可能だということになりますね。ダイハツがそうならトヨタも同様かもしれません。
 逆に言えばLEDウィンカー用のICリレーと同様の動作をしているなら電球をポンづけするだけでいいということでもあるのですけど。日産とダイハツは全滅ですが、他メーカーがどの様な仕組みになっているのかは非常に興味深いところではあります。


 さて、与太話が済んだところで、実際の作業を見ていきましょう。
 といっても、そんなたいそうなことをしてるわけでもないんですが。
 本来は純正リレーに刺さってるカプラーを取りはずして、社外品で売ってたカプラー自作キットと色分けされた線を使ってハーネスを自作するだけです。
 この配線の取り付け方を間違うとヒューズが飛んだり、ウィンカーが点滅しなくなったりするので、ここでは配線のカラーリングにご注目ください。
 カプラーは青、赤、黒で作りました。これはリレーの配線とカラーリングを同じにすることで、今回のトラブルの様なリレー交換や乗り換えの際の移植に際して付け間違い等のトラブルを防ぐためです。同じ色同士をつけてれば間違い無いってことで(2002年型CB400SFと同年式のホンダ車の場合)。
 車体側の配線とはもちろん色が違います。三極の場合色つき配線二本とアース線です。色つき配線二本から通電された電流がアース線に逃げているわけですが、具体的にどの線が青でどれが赤に対応するかというのは車種や年式で異なるので一概には言えません。説明書なりパーツリストなりで判断してください。要は車体側の配線とICリレーの赤青のいずれか、対応する配線が接続される様にしてアダプターを作るんです。


 カプラー自体はオスとメス、それにそれぞれのギボシ端子が三対で一セットになったもので、確かデイトナの製品だったと思います。この記事書こうと思いついたのが二十一時半なので、店に行って確認することは出来ません。
 これらのうちのどれかだと思うんですけど、確証はありません。
 たぶん33527ですね。

 
 画質悪いですねぇ……
 使うのは雌のカプラーだけで、ちょっとわかりにくいですが爪のある側を手前に向けた状態で上から順に黒、青、赤です。なお、黒は俺はつけましたけど無くても困りません。


 これはリレーの配線との接合部。雌のギボシを使い、リレーの配線と同じ色同士で接続します。取りつけミスを防ぐために同じ色にしてあります。
 黒に関してはたとえ直接アースを取れない場所に設置してもアースを取れる様、リレー側のアース線と共締めにするために丸型の端子を取りつけてあります。しっかりアースを取ることの出来る場所にアース線を取りつけられる場合は、この配線自体必要ありません。

 おそらくですが2002年型のスーパーフォアと2003年型のホーネットならリレーも共通だと思いますので、同じやり方でいけると思います。
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