気まま夫婦ドライブ旅

山とドライブ好きな夫と、
無免許インドアな妻「私」の写真旅日記。
房総半島中心です。

会津若松駅 日新館 磐梯山  追加

2010年12月08日 | 福島 会津
親戚に別れを告げて、お墓参りしてから駅前に車をとめます。



昔とはまるで違う駅舎は、親戚の間では評判が悪いです。

赤べこは会津のシンボル。うちにも大きいのがありました。こんなにでかくないけど。




土産を買って、改札を見に行くと、赤べえ号みたいになってました。

赤べえは赤べこに似てる新キャラです。鉄道関係でよく見かけるマークです。

電光板はあるし、時代は変わった。改札も昔は木造だったのです。

会津若松は高速道路の出口あたりとか、お店がたくさんで都会みたいでした。



通りがかりで見かけたバス、「ハイカラさん」。

安く楽に観光したい人におすすめ。私も乗りたかった~。



この後、会津藩校日新館めざして走ったら、道に迷って。丘の上にあるんだ~と坂道を登ります。

晴れて磐梯山が見えた!



ここが日新館です。場所が違うけど、白虎隊も学んだ学校。うちの祖父の先祖も通ったのかな~。



戟門。げきもん。太鼓で時を知らせていた場所。



素読所。儒学などの書物を音読して勉強。天球儀もあったようです。



大成殿。後ろに磐梯山が見えます。まつっているのは孔子。



何となく中国みたいな風景。



池ではなく、日本最初の学校プールです。水泳授業もあったんですね~。



テレビドラマで使われた落城した鶴ヶ城のセット。城は大砲でぼこぼこにされて、長いことほったらかしにされていた。

涙なしでは見られません。徳川慶喜も長州藩も許せないです。

会津の人々はわけもわからず、明治維新というクーデターの踏み台にされたのです。

そして今でも、会津の人は、政治家たちから阻害され、だから教育者になる人が多いとか。

うちの祖父も伯父たちもみんな教師でした。

そういえば伯父の家に県知事の書いた書がかけてありました。

伯父は書道を教えていますから、その人も生徒なのかもしれませんが、どうってことないね(その書に対する批評)と伯父は言っていました。

つまらないことですが。



高い石垣の天文台まで急な階段を登って見た日新館全景。



日新館の天文台から見た磐梯山。10月なのでやや紅葉しています。

噴火して120年。山の半分は水蒸気爆発でふっ飛びました。うちの先祖の墓石もその火山弾から作ったものです。

山から見た人間の命なんてはかない。だから毎日を大切に生きなくてはなりません。


お土産屋の人がお茶を出してくれて、うちの親戚の話をしたら、ご近所さんだそうで親しみがわきました。


最新の画像もっと見る