4月28日(日)
サンフランシスコ講和条約発効から61年を迎え、
初の政府主催による
「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が、
天皇、皇后両陛下をお招きして開かれた
■ 国会議事堂横の憲法記念館で行われた
■ 安倍総理は「これまでたどった足跡に思いを致しながら、
未来へ向かって希望と決意を新たにする日にしたい」
沖縄については「沖縄が経てきた辛苦に、
深く思いを寄せる努力をすべきだ」などとスピーチ
1952年4月28日は
サンフランシスコ講和条約が発効され、
日本が連合国の占領から独立した日だ
ただし奄美、小笠原、沖縄の
3つの島は日本から切り離され(主権を剥奪され)
アメリカの施政権下に置かれた
沖縄はこの日を「屈辱の日」としている
その後
1953年12月25日 奄美が日本復帰
1968年06月26日 小笠原が日本復帰
1972年05月15日 沖縄が日本復帰
5月15日なら理解できるけど
なぜ4月28日を主権回復の日としたのか
安倍総理は「返還の第一歩の日」と説明している
しかし閣議決定の中身には
「完全な主権回復」という文言が記されていて
それが4月28日というなら
沖縄は日本ではないということになる
どうにも「安易」に海外へのアピールとしての位置づけ、
全体的な歴史の節目として
条約発効の日に決めたんじゃないかと勘ぐってしまう
あっさりと沖縄への配慮を置き去りにしたんじゃないかと
■ 同日、沖縄で行われた式典に抗議する大会
「不平等な日米地位協定は、
県民ではなく米兵を守っている
今尚、日本は主権国家ではない」と声を上げる
いずれにしても
選挙公約に書かれていたこととはいえ、
素直に国民全体で祝えない式典ならやらない方が良いだろう
今までやらなかったのは自民党の中でも
2派に分かれていたからじゃないのかな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます