第三の制度 機能性表示食品

食品表示制度「機能性表示食品」のガイドライン案が3月、　
消費者庁から発表された　

これにより4月から、食品の新しい表示制度がスタートする　



これまで健康効果を表示できる食品には　

■ 特定保健用食品（トクホ）　
　　国が効果と表示内容を審査し、許可が必要　
　　時間と費用がかかる　

■ 栄養機能食品　
　　ビタミンやミネラルなど
　　17種類の栄養成分のみに限定　　

と、二種の制度があり

今回、第三の機能性表示食品では
企業の責任で効果を実証、または既にされているものを
届出だけで表示ができるようになる

しかも加工食品や野菜、魚などの生鮮食品と、
ほぼ全ての食品が対象となる

表示の具体例としては
「骨の健康を保つ食品です」
「更年期以降の女性の方に適しています」など

この新制度に基づく表示に向けて
準備を進めている企業も多く、
そうした商品が店頭に並ぶようになるのは
夏前になるだろうとのこと


気を引くコピーや意外な表示で
注目されやすくなればヒットにつながるわけだ
そりゃ企業も躍起になるかもね

消費者的には商品が選びやすくなり、
逆にそれで盲目になればだまされる事例も出てくると

個人的には専門知識がない分、
たとえば短気な人はカルシウム不足で
それを補う食品はこれとこれですよ

っていうパターンの
いまいち覚え切れてない食品に
そんな表示があったら便利かなと思ったりする
意識せずに買い物がしやすくなるかなと。