【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》

古都、薬を売る老翁(壷公)がいた。翁は日暮に壺の中に躍り入る。壺の中は天地、日月があり、宮殿・楼閣は荘厳であった・・・・

=今日の足跡が記録帖 & 幕間の狂言_◎ 06月30日(金曜日)=

2023-06-30 05:10:37 | 冒険記譜・挑戦者達

★忘備忘却録/きょうの過去帳・

◆ グランドキャニオンでユナイテッド航空とトランスワールド航空の決闘が行われ、双方合わせて128人の血が流される(1956年)。 ◆ イギリスのバンドが日本武道館で公演、ハプニングゲストとしてコメディグループも登場(1966年)。 ◆ 上野動物園の名物だったおサル電車がこの日を持って廃線に(1974年)。おぉお、本日はハーフタイムデー。誰が決めたか・・・ 一年も残す所あと半分となる日であつた。

 ᙡᙢᙡ 幕間の迷言・狂言・毒舌 =  改ざんされたむかしばなし その2/2  = ᙡᙢᙡ

竹取物語 : 原作の竹取物語において、月の人々がかぐや姫を連れ戻すことを画策していることを知った翁(かぐや姫を発見したおじいさん)は信じられないほど怒り狂っており、「迎えに来た人の眼球を長い爪で潰し、髪の毛を引っ張って空中から引きずり落とし、尻を出させて役人に見せつけ、恥をかかせてやる」などと意気込んでいた。これは明らかに残酷な描写である。

またこの話には、かぐや姫から結婚の条件として「蓬莱の玉の枝」を持ってくることを要求された庫持の皇子が、職人に偽物を作らせてごまかそうとしたところ、かぐや姫に偽物を渡すタイミングで職人が代金を請求し、蓬莱の玉の枝が贋物であることが判明する資本主義の生々しさを表す描写や、求婚してきた皇子がドヤ顔で詠んだ和歌をかぐや姫が「大したことない和歌だなぁ」と思いながら聞くシーンなど別の意味でグロいシーンが多い。よって改変は妥当と言えるだろう。

桃太郎 : 桃太郎は川からドンブラコして来た桃から生まれたのでは無い。桃を食べて若くなったおばあさんの胎内から生まれたのである。おばあさんとおじいさんが何をしたかはもうお分かりだろう。そんなものを子供に見せられるわけがない。子供が真似をしたらどうする。

いくら鬼が悪党とはいえ鬼ヶ島奇襲は立派な不法侵入&強盗殺人、きびだんご一つで鬼退治という過酷な労働を強いることは労働基準法違反(動物虐待)である。犯罪描写がある作品は本来なら規制すべきだが、そこを取り除くと話が成り立たなくなるので放置されている。本当は改変は妥当と言えるだろう。

おむすびころりん : この物語の原作には、主人公の隣のおじいさんが、ネズミをカツアゲしてつづらを強奪しようとしたが、ネズミにかまれるというシーンがある。一見するとただの自業自得でどっとはらい、であろうが、少々待って欲しい。ネズミに噛まれたのである。

ネズミなど雑菌の塊ではないか! 野生動物に傷をつけられるというのは、人間にとっては甚大なダメージであり、猫に引っかかれただけで死ぬようなことだってあるのだ。それを、汚いものの代名詞みたいなネズミがやったらどうなるか!

少し噛まれ、ほんの少しの傷が出来る程度でも破傷風等で死に至る可能性は非常に高く、これはリンチと称するべきである! 現に、そういった主張によりそのシーンが規制された本も出版されている(実話)。そもそも、子供たちがそれに影響されて友達に噛みつくようになったらどう責任を取るのか。よって改変は妥当と言えるだろう。

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