【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》

古都、薬を売る老翁(壷公)がいた。翁は日暮に壺の中に躍り入る。壺の中は天地、日月があり、宮殿・楼閣は荘厳であった・・・・

今日(狂)の狂言 : 06月21日(金曜日) & 旅と文化の足跡が野帳

2024-06-21 05:10:12 | 浪漫紀行・漫遊之譜

★ 忘備忘却録/きょうの過去帳・狂 

◆ ハゲ呼ばわりされた明智光秀が、織田信長をエクストリームスポーツ・放火によって本能寺もろども焼失させる(1582年)。 ◆ アメリカ合衆国の憲法が施行される(1788年)が、人権に関する決まりが記されていなかった欠陥が見つかり、翌年には早々と憲法改正を行う破目に。 ◆ 自民党に見切りを付けたルーピーを初めとした議員10人が新党さきがけを結成。これが後の民主党の原型となる(1993年)。

◎ ◎ 南極横断はどこからどこまで? 総距離が突如半分に ◎ ◎

- - -<検証/ 第2回>疑惑の南極単独横断、冒険家に集まる批判 =前節= - -

=National Geographic Journal Japan 〉ニュース〉旅&文化〉

・・・・2020.03.02 / 文=Aaron Teasdale/訳=ルーバー荒井ハンナ・・・・

 コリン・オブレイディ氏は、単独無支援での南極大陸横断に世界で初めて成功したと主張している。しかし、多くの世界的な極地ガイドや歴史家は、その栄誉を受けるべきはノルウェー人のボルゲ・オウスラン氏であると考えている。数多くの功績を収めたオウスラン氏を、現代における最も偉大な極地探検家とみなす人は多い。

 氷に覆われた南極大陸横断は、地球上に残された数少ない未踏破の偉業だった。1997年、当時34歳のオウスラン氏は、大陸を横切る3000キロの新ルートを、64日かけて単独で制覇した。その大部分は、かつて一度も人が足を踏み入れたことのない場所だった。

 オブレイディ氏が踏破した1500キロに比べるとほぼ2倍の距離で、難易度も高く危険を伴うルートだった。だが、当時はまだソーシャルメディアもなく、オウスラン氏の功績はほとんどメディアに報じられることがなかった。

 それならば、なぜオブレイディ氏は自分が初の単独横断に成功したと主張しているのだろうか。オウスラン氏は自分の筋力だけを使って「人力」でそりを引いていたが、風がちょうど良い方向へ吹いていたわずかな間だけは、凧のような小さな道具を即席で作り、風の力を借りて速度を上げた。

当時は、この簡単な凧は支援とは考えられず、エレガントな発明と評価された。また、オウスラン氏が人力だけでそりを引いた距離は、オブレイディ氏の全行程をはるかに上回っていた。  

  地球上の高山も秘境も隅々まで探検し尽くされた今、冒険家たちは過去の挑戦を見直して、達成の基準を細かく設定し、他と微妙に違う新たな「世界初」をひねり出そうとしている。「世界初の~」という前置きがつけば、スポンサーが付きやすくメディアで注目されやすい。こうして15年ほど前から、風の力も「支援」の一部と考えられるようになった。

 2007年、「アドベンチャー・スタッツ」というウェブサイトが初めて極地探検に関する体系化されたルールを設定し、「無支援」とは自分の筋力以外のものに頼らず、外部からの支援も補給も一切受けないことと定めた。

 メディアの多くは、オウスラン氏の冒険も、その後さらに偉大な功績をあげた冒険家たちのことも知らずに、初めて単独で南極大陸を横断した冒険家としてオブレイディ氏を持ち上げた。オブレイディ氏も、その不正確な栄誉を自身のウェブサイトやソーシャルメディアで共有した。(参考記事:「世界初、立って漕ぐ小舟で大西洋単独横断に成功」https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/031400066/  

  縮小する挑戦

 南極大陸の地図を見ると、オブレイディ氏の1500キロがなぜ「大陸横断」なのか疑問に思う人も多いだろう。オブレイディ氏の出発点と終着点は、どちらもかなり内陸に位置しているように見える。オウスラン氏や他の冒険家たちが取ったルートと比較すると、その距離ははるかに短い。

 南極大陸の表面は厚さ4.5キロの氷床に覆われているが、その下に隠れている実際の陸地はそれよりも小さい。残りの部分は、棚氷でできている。棚氷とは、陸上の氷河が海に押し出されて、陸につながったまま海の上に浮いている部分のこと。南極大陸には、ロンネ棚氷とロス棚氷という2つの巨大な棚氷がある。

それぞれがフランスの面積とほぼ同じ広さで、湾の三方からせり出して湾をすっぽりと覆っているため、上空から見る南極大陸は、私たちがよく知る円形に近い形に見える。  オウスラン氏は20年前に、このロンネ棚氷の海側の端からロス棚氷の海側の端までをスキーで横断した。当時は、南極大陸横断を主張できるルートはこれしかなかった。(参考記事:「南極の棚氷が危ない、「両面」攻撃の脅威、研究」https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/101100586/

「私にとって、南極大陸とは宇宙から見た衛星写真に描かれている形のことです」と、オウスラン氏は語る。そして、これらの棚氷が少なくとも10万年前から南極大陸の一部であったと指摘する。 ・・・・・・・・明日に続く・・・・・  

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