介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

北欧社会をてがかりに

2007-12-02 08:59:51 | 地球→ドイツブログ
・・・日本社会を考える

明日12月3日夜は
大学院修士課程、集中講義の第5回。
「北欧の社会福祉」と書かず、あえて「北欧社会」としました。

外国の社会福祉の細かな制度を知ること自体には
それほどの意義はないと思います。
その背景となった社会や文化の歴史的な発展を知ることのほうが
大事では?
という想いからです。

最初に
院生の皆さんの「北欧観」をお聞きしたいですね。
「社会福祉」に限らず、広い立場からのイメージを出し合ったら
面白いのでは?

北欧には、調査旅行で5回、プライベートで1回行った記憶があります。
・京極高宣さん(元日本社会事業大学学長)らと
・三浦文夫先生(元日本社会事業大学学長。京極先生の前任)や大橋謙策先生(日本社会事業大学学長。京極先生の後任)らと
・中島紀恵子先生(新潟看護大学学長)らと
・N先生(日本社会事業大学)と(ノルウエー)
・山崎史郎氏(厚生省)と(北欧との合同会議)
最初の3つは、それぞれ、20人前後、2週間程度。日本の介護関係の専門職のかたがたと一緒でしたので、調査団の一行とのやり取りのほうが印象深いです。
1980年代の後半から1990年代の始め、わが国の介護関係の専門職の間で北欧への関心が高まり始めたころです。
 スウェーデン、デンマーク、ノルウエー、フィンランドにいきました。

最初に、北欧社会についての基本的な受けとめ方をお話します。
・北欧協議会の本から        このブログ12/01 参照ください。
・スウェーデンの中学の教科書から  このブログ4/25 参照ください。
・基礎的な統計の比較        このブログ11/24 参照ください。
グリーンスパンも、公務員の信用度に関して北欧が高い、と面白い観察をしています。

次に、高島昌二先生の最近の御本に従って、スウェーデンを例に、高齢者ケアの概況をお話します。

このブログでは、上記の他、何度か北欧に関して触れています。
・11/22 「小国主義」に関連して
・7/18 社会福祉教育に関連して
あわせて参照してください。

後半は
院生の発表、第2シリーズの2回目です(発表者は、2人の予定)
前の院生の発表(第3回)と関連して、「介護保険の現場で今起こっていること」
(ブログ「岩清水日記」11/27)のコピーを配布します。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生活支援のネットワーク形成 | トップ | 二木先生の医療政策に対する... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

地球→ドイツブログ」カテゴリの最新記事