介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第2547号 卒業するQさんへ:杉原式穂氏の論文を贈ります

2009-03-18 04:09:25 | 園芸ケア
写真は、3月15日。

明日、3月19日は、学位授与式、つまり卒業式です。
私が担当した修士課程のQさんも卒業です。

この2年間の私の「指導」ぶりは、このブログのカテゴリ「緑ある人生」の各記事に書いています。また、最近では、彼女自身のブログ

園芸ケアの模索に、彼女の園芸と介護との暮らしと試みが書かれています。

2年前の入試の面接では、たまたま彼女の面接を担当し、
「この大学院には園芸療法の先生などいないのですが、どなたを指導教員と予定されてるんですか?」などとぶしつけなことを聞いていた私でしたが・・
何度もこのブログで書きましたとおり、「緑ある人生」は、私の残る人生の大きなテーマとなりました。

卒業に当たって、
平凡ながら、「卒業を意味するcommencementは、始めるの意味です」を送ります。
*手元のRANDAMHOUSEの小さい辞書(2001版)では、
2 に「卒業式」が
1 beginning とありました。  p.141

【園芸療法で博士論文をとったひと】
これまでの私の調べでは、
園芸療法で博士号をとった人は、
安川 緑 (看護学から)九州大学の農学研究科で
杉原式穂 博士(作業療法学)札幌医科大学で。
林 典生 学術博士
吉長成恭 医学博士
の4人です。関連分野が広いので、まだおられるかも知れない。
*国立情報学研究所の「博士論文書誌データーベース」では、上記安川、杉原両氏の2人がアップされています。

*このブログのバックナンバーから:
2008.06.19
2008.04.06
2007.12.19

【杉原式穂氏の論文】
博士論文自体はインターネットにはアップされていない。
論文タイトル:施設高齢者の精神機能、認知機能、免疫機能および行動面に対する園芸療法の効果

以下は、CiNiiで検索できた論文3本です。(フルペーパー)

美唄市における園芸療法効果とサービス・マーケティングの適応

高齢者施設における長期的園芸療法活動の効果

園芸療法学教育の検討:臨床実習による学生の精神的変化と高齢者イメージ変化


*安川緑の博士論文は、国会図書館からコピーを取り寄せ、読みました。



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